寒くなってきましね。冬は、暖かい家の中にこもりがちになってしまいますよね。でも、それはとってももったいないことなんです。だって、冬しか楽しめないものがたくさんあるのですから。
雪祭りもそのひとつ。世界には、世界三大雪祭と讃えられる雪祭りがあります。さっぽろ雪まつり、カナダのケベックウィンターカーニバル、そして中国のハルビン氷雪祭です。特にハルビン氷雪祭は、そのド派手さがウケて、テレビのニュースなどで毎年取り上げられていますよね。たしかにハルビンのお祭りは一見の価値があると思います。今回は、そのハルビン氷雪祭を楽しむためのポイントをまとめておきます。
▲ハルビン氷雪祭は、ハルビンを流れる松花江の中洲に設けられた特設会場の「氷雪大世界」(上図左)、同じく中洲の太陽島公園を会場とし雪像が飾られた「太陽島国際雪像芸術博覧会」(上図中)、そしてハルビンの中心部にある兆鱗公園(上図右)の、3つの会場を中心に開催されます。これらの会場はかなり離れていますので、移動にはタクシーやバスを利用したほうがベターです。
氷雪大世界
▲ハルビン氷雪祭の3会場のうち、最も大規模でかつ見ごたえがあるのが「氷雪大世界」です。東京ドーム数個分の広大な敷地の中に、巨大な氷のオブジェが数多く作られます。その他、巨大な氷の滑り台や、ソリのリンクなど、様々な氷のアトラクションがあります。ここを訪れるのならば、日中よりも、きれいにライトアップされる夜がオススメです。
太陽島国際雪像芸術博覧会
▲「太陽島国際雪像芸術博覧会」は太陽島公園という広大な公園の敷地内で開催されます。こちらの会場の見どころは、何と言っても巨大な雪像です。さっぽろ雪まつりの雪像に勝るとも劣らない巨大な像を見ることができます。ただし、この会場は日中のみ開放され、夜間開放は行われておりません。
兆鱗公園
▲ハルビンの街中に設られている特設会場が兆鱗公園です。兆鱗公園はハルビンの中心部に位置し、ハルビンのショッピングストリート「中央大街」や主要ホテルから徒歩でもアクセスできます。こちらの見どころは氷の像。氷雪大世界に比べるとスケールダウンしてしまうのは否めませんが、それでもライトアップされると大変見応えがあります。
ハルビン観光のアドバイス
ハルビンの冬は、言うまでも無く極寒です。マイナス10度、20度は当たり前の世界です。ですので、寒さ対策は十分にしてから出歩くようにしてください。各会場には温かいものを扱う売店もありますが、そんなものはハルビンの寒さの前では焼け石に水(←物理的には逆w)です。靴下を重ねて履いたり、外気の入らない服装をするなど、十分に対策してください。
また、先程も触れましたが、上記3会場は離れていますので、タクシーやバスを使って移動しましょう。徒歩で移動しようと思えば、できない距離ではありませんが、凍死しそうになります。素直にやめておきましょう。
ただ、会場付近では現地の人もたくさん遊びに来ていますので、タクシーやバスを利用するのも一苦労(特に氷雪大世界はバス待ちの長蛇の列ができます)です。それを避けるためにも、ホテルなどで現地ツアーに申し込んでみるのもありです。
ハルビンの氷雪祭は、一見の価値はあります。機会があれば、冬の間に是非訪れてみてくださいね!
※本記事で使用した写真は2017年2月のものです。
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