キャセイパシフィック航空のカバナが究極の空旅ラグジュアリー!@香港国際空港「ザ・ウィング」ファーストクラスラウンジ

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この記事は、The Wing First Class がプライオリティパスと提携するという情報を含んでいますが、その後、この情報は間違いである可能性が高いと判明いたしました。お詫び申し上げます。情報の出処となったと思われるサイトでは注意喚起がなされており、プライオリティパスのサイトの掲載ミスであった可能性があるとのことです。
https://milelion.com/2021/06/20/cathay-pacific-the-wing-first-class-lounge-joins-priority-pass/
https://onemileatatime.com/news/cathay-pacific-lounge-priority-pass/

 トラベラーの皆さん、お久しぶりです。いかがお過ごしですか?先日、ビッグニュースが飛び込んできました。キャセイパシフィック航空(CX)が誇る香港国際空港の最高峰のラウンジ、The Wing First Class がプライオリティパスで利用可能になるというのです!

 プライオリティパスとは会員制の空港ラウンジサービスで、プライオリティパス会員になると搭乗するエアラインや客席クラスに関わらず誰でも提携ラウンジを利用できるようになるという、トラベラー御用達の人気サービスです。当ブログの読者の方には、すでに会員になっている方もいらっしゃると思います。かくいう私も、某クレジットカードの付帯サービスでプライオリティパス会員になっています。

 さて、そのプライオリティパスの提携先に、新たにCXのフラッグシップラウンジである The Wing First Class が加わるというのです! The Wing First Class は香港国際空港内にある数々のラウンジの中でも間違いなく最高峰に位置づけられるラウンジで、通常であればCXやワンワールド加盟エアラインのファーストクラス搭乗者やワンワールドエメラルド会員などにしか利用が許されない超VIPなラウンジなのです!そんな閉ざされたラウンジが、なんとプライオリティパス会員に開放されるとのこと。これは一大事です。そこで今回は、The Wing First Class が一体どんなラウンジなのか、さらっとご紹介します。

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 The Wing First Class は、出国審査後すぐのフロアにあります。エントランスがわかりにくい(あえてそうしているのかもしれませんが)のですが、受付を済ませるとやけに豪華なソファが並ぶエリアに通され、ウェルカムドリンクなどが提供されます。

 こちらは奥に進んだところにあるメインエリア。席がゆったりと作られていています。The Wing First Class は利用資格が厳しいのですが、意外にも利用者が多く比較的席が埋まっているのが驚きでした。空いた席にも物が置いてあってすでに占有されているようですし、座れる席を見つけるのに苦労しました。

 奥には、シャンパンバーも設けられています。バーテンさんが待機していて、好みのお酒を提供してくれます。リキュールも豊富に取り揃えられていて、大抵のオーダーには対応してくれます。

 更にその奥には軽食等がいただけるビュッフェエリアもありました。こちらは空いていますね。ただ、やはりふかふかしたソファに座りていです。はい。

一流シェフの料理が楽しめる The Haven

 The Wing First には、香港の一流シェフによる料理をいただける本格的なダイニング The Haven も併設されています。ヘイヴンとは、憩いの場、安らぎの場という意味で、その名の通りゆったりと落ち着いた雰囲気で食事を楽しめます。最上級のレストランという雰囲気で、ピシッとした服装の給仕さんが席まで案内してくれます。

 ブッフェには、サラダやフルーツ、ハム、一口ケーキ、中華菓子などが並んでいて、これらだけでも十分にお腹いっぱいになりそうです。

しかし The Haven はそれだけではありません。アラカルトメニューのホットミールも種類が豊富なんです。

クレイポットライス(土鍋飯)

南インド風フィッシュカレー

テリヤキチキン

ほうれん草とリコッタチーズのラビオリ

牛頬肉の煮込み

担々麺

ワンタン麺

何をオーダーしようか迷ってしまいますね。

 今回はクレイポットライスをオーダーしました。上に載せられたポーチドエッグを割り、その上に醤油を回しかけて、熱々に炊かれた炊き込みご飯をいただきます。中華風のスパイスが程よく効いていて、美味しくいただけました。

The Wing ではカバナは外せない!

 The Wing の一番のウリは、カバナです。The Wing のカバナは個室風呂になっていて、搭乗前にゆったりとお湯に浸かってリラックスすることができます。シャワーを備えた空港ラウンジは数あれど、個室風呂を備えたラウンジはここだけではないでしょうか?ブログ管理人は寡聞にしてここ以外知りません。

 なお、カバナは超人気なため、ラウンジに入ったらすぐに受付で予約を入れたほうが良いでしょう。利用できるようになると呼び出し端末で呼び出されます。

 呼び出しがかかり再度受付に赴くと、カバナまでスタッフさんが案内してくれます。カバなまでのアプローチがとても凝っていて、ピカピカに磨かれた漆黒の廊下が非常に印象的でした。まるでSFに出てきそうな廊下ですね。全部で5室が用意されているカバナ、その一つに入ってみると…

 ナニコレ!!!超豪華ホテルのお風呂そのものではありませんか!これ、空港の中にあるんですよ?信じられますか?空港は飛行機に乗るための施設だという固定観念が、ガラガラと崩れていきます。空港内に最高級ホテルがそっくりそのまま移転してきた感じ。

 シャワースペースも広々としており、仕切りすらなく開放感があります。普通の空港ラウンジの倍のスペースはありませすね。それに加えて浴槽まで完備されています。給湯も素早く、5分も待たずにお湯はり完了です。

 カバナ内には、浴槽とシャワーの他に、洗面台、ソファ、ドレッサーテーブル、トイレが備わっていて、何ならこの中で暮らせそうです(笑)。贅沢すぎる空間で、搭乗前のひとときでしか使えないのがもったいなくすら感じられました。私のあとにも予約が入っているようだったので、15分程度でささっとシャワーと入浴を済ませてしまいましたが、本当に長居したくなる心地よい空間でした。

おわりに

 The Wing First Class は間違いなく世界最高峰の空港ラウンジ(の一つ)だと思います。日系エアラインのラウンジは明らかに凌駕していますし、このラウンジと比肩できるのはタイ国際航空のロイヤルファーストラウンジくらいではないでしょうか。とにかく、こんな素晴らしいラウンジでプライオリティパス会員なら誰でも浸かるようになるなんて、すごすぎます!絶対混むだろうなぁ。はやくコロナ禍が終わって、香港に行けるようになりたいですね。

この記事は、コロナ禍前の2019年に訪問した際の情報に基づいて執筆されています。サービス内容が変更されている可能性もありますので、ご利用になる際には公式サイト等で十分にご確認ください。