【3月28日閉鎖】デルタ航空ラウンジ「デルタスカイクラブ」(@成田空港)が名残惜しい

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 トラベラーの皆さん、こんにちは。巷は新型コロナウイルスの話題ばかりで気が滅入ってしまいそうですね。通常なら注目されるような話題でも、子の時期はコロナのせいで霞んでしまっているようです。

 そんな話題の一つが、デルタ航空の成田撤退&羽田完全移転でしょう。デルタ航空は、来る3月28日で成田から完全に撤退し、29日より羽田にフライトを集約する予定です。これは新型コロナが発生以前より決定していた非常に大きなニュースではありましたが、新型コロナのせいで今は誰も見向きもしないイベントになってしまいました。

 デルタ航空の成田撤退に伴い、成田空港のデルタ航空のラウンジ「デルタスカイクラブ」も28日をもって閉鎖されます。デルタスカイクラブは、私は数回しか利用したことがありませんが、なかなかに快適な名ラウンジだと思います。今回は、デルタスカイクラブを名残惜しんでみたいと思います。

 デルタ航空直営のラウンジ「デルタスカイクラブ」は、以前は成田空港第1ターミナル内に2箇所ありました。一つが第1サテライト、もう一つが第2サテライトにありましたが、前者は2017年に閉鎖され、現在は第2サテライトのみが営業しています。

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 ラウンジは、サテライトの形状に沿った円弧状になっており、大きな窓から絵ブロンの様子が見渡せるのが印象的でした。

 自然光が入ってきて明るく、とても気持ちの良いラウンジです。時間帯によってはかなり混雑するものの、時間の流れを忘れてしまうくらい寛げる雰囲気がありました。

 子供用のプレイルームもあります。エアラインラウンジは数あれど、プレイルームまで備えているラウンジってなかなかなありません。それもそのエアラインが本拠地としている空港ならまだしも、他国のラウンジでここまで設備を揃えるとは、デルタ航空の気合を感じました。

 このラウンジで気になったのが壁の装飾。なぜか昭和レトロなブリキ看板が飾られていました。ブリキ看板の趣きがわかるのって日本人だけだと思うんですが(他国の人にとっては古い看板に過ぎない)、こんなにマニアックなものが国際線のラウンジに飾られていて驚きました。

 シャワールームも充実しています。かなり広めにスペースが取られていて、簡単にスーツケースを開けることができます。ただ、惜しむらくはシャワーが固定式だったことですね。アメリカでは固定式のシャワーが一般的ですが、日本のラウンジではハンドシャワーを採用していただきたかったです。

 大人数を一度にさばくため、ビュッフェも広々としています。

 スティック野菜がかなり場所を撮っているのが印象的です。空港ラウンジでスティック野菜がおかれている事自体まれですし、ここまで存在感があるのもスカイクラブならではでした。

 アルコールも充実していました。ワインボトルが無造作に置かれています。白・赤のみならず、デザートワインまで用意されているのが好印象です。

 ホットミールとしては、カレーやピラフ、チャーハンといった炭水化物が多めでした。ガッツリ食べる系の品揃えですね。肉系の料理がなかったのが少々残念ではありますが、お味もそこそこに美味しく、これと言った不満はありません。

 成田空港のデルタスカイクラブは、規模も大きく開放感もあり、私としては比較的好きなラウンジでした。羽田空港に完全移転後は、この夏を目処に羽田に新たにデルタスカイクラブが設けられるとのことですが、新ラウンジがどういったラウンジになるのか期待したいところです。

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