キャセイパシフィック最高レベルの上質なラウンジ「ザ・ピア」@香港国際空港

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 トラベラーの皆さん、こんにちは。前回の記事では、香港国際空港のキャセイパシフィック航空ファーストクラスラウンジ “The Wing First Class” をご紹介しました。(2週間ほど前に、このザ・ウィングがプライオリティパスで利用できるようになるという情報がネット上で飛び交いましたが、実際のところは誤情報であったようです。当ブログも誤った情報を発信してしまったことを、改めてお詫びいたします。)

 そこで今回は、「ザ・ウィングを紹介したんだから、もう一つのファーストクラスラウンジも紹介しちゃえ!」ということで、流れに任せて The Pier First Class Lounge をご紹介します!香港国際空港の中でも、その充実ぶりからザ・ウィングと双璧をなすザ・ピア。一体どんなラウンジなのでしょうか?

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 The Pier First があるのは、65版ゲート付近。イミグレーション通過後ターミナル連絡鉄道に乗り、北ピア駅で下車、そして搭乗フロアまで出て65番ゲートに赴き、更にエスカレーターで1階下に降りるという行程を経てやっとたどり着けます。イミグレーションを通過してから The Pier First にたどり着くまでには、ざっと15分程度はかかるので注意が必要です。

空港にいることを忘れてしまう上質な空間

 The Pier First に入ると、そこには搭乗フロアの喧騒とは全く無縁の世界が広がっていました。内装は明るく高級感に溢れていて、まるでどこかのサロンにでも入ったかのようです。床にはふかふかの絨毯が敷かれていて、機内用のスーツケースでも持ってこようものならキャスターに引っかかって運べないくらいでした。

 ラウンジは、広さよりもまとまりを意識した配置がなされていて、一定の席ごとにパーティションで区切られています。天井から足元まである大きな窓からは、エプロンの様子目渡せます。

 ザ・ウィングと同様、バーカウンターも設置されています。バーテンダーが常駐していて、好みのドリンクをその場で作ってくれるのが嬉しいですね。

 その近くにはビュッフェコーナーもあり、チーズやサラダ、乾き物、ケーキなどが提供されていました。

もちろんレストランも充実!

 ザ・ピアの目玉は、やはりレストランでしょう。ザ・ウィングにもレストラン「ザ・ヘイブン」が併設されていましたが、そちらで提供されているものと同じ料理が、ザ・ピア.のレストランでも提供されています。フライト前にゆったりとくつろいで、シェフの作ったできたてのお料理をいただけるのは嬉しいですね。

前菜
・マッシュルームスープ
・ピータンのマリネ
・エビ、豆腐、タケノコ
・ナスのパルメザンチーズ焼
・牛肉のサラダ

メイン
・クレイポットライス(土鍋飯)
・南インド風フィッシュカレー
・鶏の照焼
・ほうれん草とリコッタのラビオリ
・牛頬肉の煮込み
・ベジタリアンバーガー
・和牛チーズバーガー

デザート
・季節のフルーツ盛り合わせ
・ライチと生姜のパンナコッタ
・栗のタルト
・チョコとヘーゼルナッツのケーキ
・アイスクリーム


・ワンタン麺
・担々麺

 本当に充実したメニーですよね。本格的なレストランが、そっくりそのままラウンジにすっぽり入っている印象です。どれをオーダーしても外れはなさそうで、全部食べてみたくなりましたが、今回はナスのパルメザンチーズ焼と南インド風フィッシュカレーをオーダーしてみました。

 ナスは、日本で売られているものよりも二回りくらいは大きい物が出てきました。味付けはイタリアンで、美味しくいただけました。フィッシュカレーはあまり辛くなく、また癖もなくクリーミーなので、日本人の口にも合うと思いました。

ブースで仮眠を取ることも!

 ザ・ピアには、ほぼ個室状態の仮眠スペースも設けられています。ブースはカーテンで仕切られていて、プライバシーも確保されます。大きな窓がついていて、横似ながら絵ブロンの様子も見ることが出来、飛行機マニアにはたまりませんね。写真では写りが悪いですが目の前にA380が駐機しており、間近でその巨体を楽しむことができました。

おわりに

 ザ・ピアは、ザ・ウィングのようなカバナこそありませんが、ザ・ウィングと比較しても遜色のない素晴らしいラウンジです。ザ・ピアの周りのゲートにワンワールド系の便がまとめられているためか、ザ・ウィングよりも客層が国際色豊かでした。原則としてワンワールドのファーストクラス搭乗者かエメラルド会員しかこのラウンジの利用が認められていませんが、ぜひ一度訪れてみてください。

この記事は、コロナ禍前の2019年に訪問した際の情報に基づいて執筆されています。サービス内容が変更されている可能性もありますので、ご利用になる際には公式サイト等で十分にご確認ください。