紅葉で色づく立山室堂が天国だった!

シェアする

スポンサーリンク

 トラベラーの皆さん、こんにちは。すっかり秋めいてきましたね。

 私は、9月末に、紅葉の見頃に差し掛かった立山室堂に行ってきました。立山は、北アルプスの中でも一般旅行客にとっては比較的アクセスしやすい人気スポットですが、特に秋には紅葉で色づいた立山連峰の絶景を求めて、非常に沢山の人が訪れます。ただ、今年は新型コロナの影響で、ケーブルカーやバスが減便されたり、山小屋が宿泊客の数を制限するなど、例年よりは観光客の数が少ないようでした。

 この記事は、人の少ない紅葉の立山の絶景写真をただアップし、立山を愛でるためのものです。立山へのお得なアクセス方法などについては別の記事にまとめますので、そちらをご覧ください。

室堂ターミナルから雄山を臨む

 立山観光の起点、室堂ターミナルを出ると、立山の威容が眼前に広がります。雄大で、神々しさすら感じられますね。

スポンサーリンク

 立山は、雄山(おやま)、大汝山(おおなんじやま)、富士ノ折立(ふじのおりたて)の3つのピークの総称です。また、これら立山に、浄土山、別山を加えて立山三山と呼ぶこともあります。いずれも標高3,000m前後の高山です。

浄土山山頂から雄山を臨む

 今回は時間の関係で浄土山しか登れなかったのですが、それでも立山を存分に楽しむことができました。浄土山から雄山の頂上へと続く稜線は、本当に美しかったです。

立山登拝道から別山・大汝山を臨む

 険しい山々をバックに、手前にはオレンジや赤に色づいた鮮やかな草木が最高のコントラストでした。

立山登拝堂から剣御前・別山を臨む

 ここまで目に映える紅葉は、日本でも数えるくらいしかないのではないでしょうか。言葉では言い表せない感動がありました。

色づき始めた高山植物

 足元に目を移すと、色づき始めた植物がそこかしこに生えています。真っ赤に染まっているのはチングルマでしょうか。甲山でしかお目にかかれない、機長な植物です。

意外と簡単に雷鳥に遭遇!

 立山のシンボルといえば、高山帯にしか生息していない雷鳥ですよね。雷鳥を目当てに立山に登る人も多いと聞きます。私も、「雷鳥に会えたら良いな」と軽い気持ちで、さほど期待せず山に登っていました。

 そうしたら、浄土山山頂付近の登山道でいとも簡単に雷鳥に遭遇してしまいました。えっ、こんなに簡単に会えちゃって良いの?ちょっと拍子抜けです。

 それも、群れで!(笑)

 写真には4羽写っていますが、私の後ろにもう3羽いたので、一度に7羽もの雷鳥に会えました。ラッキー!一応は人間を警戒していますがさほど恐れる様子もなく、人間が静かにしていれば逃げていくこともありません。5分ほど、私の周りで草をついばんだり追いかけっこをしたりしていました。

登山しなくても紅葉は楽しめる

 「紅葉を楽しむのには山に登らなきゃだめなんでしょ?」と思ったそこのあなた、そんな事ありません。室堂周辺は登山目的ではない一般の旅行者でも楽しめる散策コースが整備されているんです。

みくりが池の逆さ立山

 とくにみくりが池周遊コースはおすすめです。風がなければ、こんなにもきれいな逆さ立山を見られるんです!

「血の池」と呼ばれる湿原エリアが美しい

 室堂周辺は変化に富んでいて、湿原もあります。パッチワークのように様々な色が散りばめられていて、見応え充分です。

おわりに

 この時期の立山は、本当に素晴らしいです。今週末(10月最初の週末)は、紅葉の真っ盛りになっているはずです。登山目的の方も、紅葉を見てみたいという方も、是非訪れてみてはいかがでしょうか。天候が良ければ、必ず満足の行く絶景に巡り会えると思います。

立山黒部アルペンルートを使った立山室堂へのお得なアクセス方法については、以下の記事をご覧ください。

 トラベラーの皆さん、こんにちは。10月に入り、一段と秋らしくなってきましたね。紅葉狩りに出かけてみようと考えている方もいらっしゃると思い...
スポンサーリンク