スプリングジャパン(春秋航空日本)が、1月29日より成田⇔ハルビン線に就航しました。ハルビンといえば、氷点下30度にもなる極寒の気候と、冬のド派手な氷雪祭で有名な、中国黒竜江省の中心都市ですよね。
スプリングジャパンは、この路線の就航を記念して、片道500円というとんでもないセールを行っていました。これは行くっきゃない!ということで、500円チケットでハルビンに行ってきました。今回は、その時のフライトの様子と、空港からハルビン駅までのエアポートバスについてレポートします。
IJ1051便成田→ハルビン搭乗記
▲チェックインは第3ターミナルのスプリングジャパンのカウンターにて。凄まじい行列ができていました。ゲンナリです。加えて、一向に行列が進まないのです。というのも、日本観光を終え帰国する人や、日本に出稼ぎに来ていて帰省する人などの荷物が想定外に多く、一人ひとりの手荷物のチェックに相当時間がかかっているようなのです。このためか、出発が30分ほど遅延しました。
▲いよいよ搭乗開始。沖止めのB737に乗り込みます。
▲この日の便はほぼ満席でした。流石にLCCのキャビンにこれだけの人が搭乗していると、圧迫感がありますよね。乗客は日本人が約2割、残り8割は全て中国人でした。
▲しかし、今回私がアサインされたシートは1A。最前列の左の窓側の関でした。そのため足元のスペースも十分広く、3時間のフライトも何の問題もなく快適に過ごせました。
▲さて、フライトがちょうどお昼時に重なるということで、お腹が空いてきました。スプリングジャパンでは国際線のフライトでは機内食が用意されています。すきやき弁当と中華炒め弁当が800円、その他にカップラーメンが400円などでした。
▲日本海を渡った飛行機は、ウラジオストクをかすめ、黒竜江省へと飛んでいきます。眼下に見えるは、見渡す限りの真っ白な雪原。なんか、とんでもないところに来てしまいました。
▲いよいよハルビン国際空港に着陸します。空港上空からハルビン市内が見えるのですが、街全体が真っ黒なスモッグに覆われていました。ヒェッ!これ、やばくね?
▲さて、無事に着陸し、入国審査を受け、戸外へ出てみます。肌をさすような痛いくらいの冷気が、出迎えてくれました。日本ではこの感覚は体験できませんよ、きっと。ハルビン国際空港は国際線ターミナルはとても小さく、拍子抜けしてしまうほど質素でした。
▲駐車場には、氷のオブジェが。氷の街に来たって感じがしますね!お目当てにしてきた氷雪祭が楽しみです。
空港からバスでハルビン駅へ
さて、国際線ターミナルからまちなかへの移動が少々面倒くさいんでメモっておきます。国際線ターミナルはあまりに小さすぎるので、そこから街中へ行くエアポートバスはありません。一度、空港連絡バスで国内線ターミナルに移動してから、そこで改めて街中行きのエアポートバスに乗り換えます。
▲国際線ターミナル到着出口のすぐ目の前に、無料空港連絡バスの停留所があります。これに乗って国内線ターミナルに向かいます。運行頻度は10分位の間隔で、結構頻繁に走っているようでした。
▲国内線ターミナルについたら、到着口を目指しましょう。
▲到着口の横手に、バスのチケット売り場があります。こちらでハルビン駅までのチケットを購入しました。片道20元。
▲ハルビン駅行きのバスは、1号線です。
▲途中の停留所で数回客を降ろしながら、出発から45分ほどでハルビン駅に到着しました。駅前にも氷のオブジェ。この街は、至る所、氷のオブジェだらけです。
▲ちなみに、ハルビン駅のバス降車場の目の前に、エアポートバスのチケット売り場があります。帰りの際はこちらでチケットを購入すればOK。