香港のプライオリティパスラウンジがリニューアルしてた!「プラザプレミアムラウンジ」@東ホール

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キャセイパシフィック航空、香港航空、香港エクスプレス航空などの本拠地となっている香港国際空港は、香港旅行だけではなく乗り継ぎの際にもご厄介になる機会が多いと思います。そんなときのフライト前の待ち時間をゆっくり過ごすためには、ぜひラウンジを利用したいですよね。

香港国際空港には、プライオリティパスで利用可能なラウンジが3箇所あることについては、当ブログでも以前ご紹介しました(⇒参照)。そのうち、出国審査場から最も近い東ホールのプラザプレミアムラウンジがこの7月にリニューアルされました。リニューアルされたラウンジはどんな雰囲気なったのか、レポートしてみます。


▲リニューアルされた東ホールのプラザプレミアムラウンジは1番ゲートの正面にあります。免税店エリアから見て、エントランスがリニューアル前よりも奥側になりましたのでご注意ください。(従来のエントランスは、プライオリティパスで入ることができないファーストクラスラウンジに改められています。)

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食事に特化したラウンジ


▲ラウンジ内部は、従来のものと比べると食事に特化した作りになっており、いわゆるくつろぎの場としてのラウンジスペースはほぼ皆無です。豪華なフードコートと言えばわかりやすいでしょうか。



▲とりわけ目を引くのが、いたるところに置かれた大テーブル。以前のラウンジにはまったくありませんでした。以前はソファーとテーブールがセットで置かれていて、いわゆるラウンジらしいラウンジだったのですが、今回のリニューアルによりその雰囲気は消し去られ、本当に食事のためだけのラウンジに改変されてしまいました。



▲大テーブルが目立ちますね。まあ、以前からプラザプレミアムラウンジはタダ飯目当ての人でかなり込み合っていましたので、ソファーとテーブルをなくし食事がしやすいような作りにするというのは合理的なのかもしれません。かく言う私も、タダ飯目当てですので……


充実したビュッフェで豪華な食事!


▲それでは、用意されている食事の内容を見ていきましょう。流石はプラザプレミアムラウンジ、ホットミールの充実ぶりはエアラインラウンジのそれに引けを取りません。写真の他にも、香港風ヌードルやサラダ、饅頭、シュウマイ、ピザなどが提供されており、一食分としては十分なラインナップです。



▲パンやお菓子なども数種類用意され、コーヒーに至っては、セルフサービスではなくバリスタが丁寧に淹れてくれるのです!これはありがたいですね。



▲めぼしいものをぱっと取ってきただけでもこれだけのボリューム!お腹いっぱいになりました。特に左端の香港風ヌードルはオススメです。これはスタッフのおばちゃんが一人ひとりののオーダーに応じてその場で麺を茹でてくれ、出来たての状態でいただけるのです!


ブースタイプのソファは難あり


▲さて、食後はコーヒーでも飲んでゆっくりしますか。こちらのブースタイプのソファを利用してみました。カクテルテーブルと読書灯、ユニバーサル電源が備えられていて、ちょっとしたビジネスクラスシートっぽい雰囲気です。しかし……



▲これ、欠陥ソファじゃないかな?真正面の人と向かい合わせになるって流石に気まずいでしょう。斜め前のおじさんは寝顔丸見えだし。うん、気まずい……

おわりに

リニューアルされたプラザプレミアムラウンジは、食事処としての機能を強化したがために高級版フードコートのような雰囲気でした。利用客の出入りが激しく、終始ガヤガヤしていてあまり落ち着けません。フライト前にラウンジに寄ってゆっくりしたいという方にはあまりおすすめできません。

一方で、フライト前にまともな食事をしたい方にはうってつけです。というのも、このラウンジの利用客はメインがエコノミークラス利用者(ビジネスクラス以上の利用者はエアラインラウンジを利用します)ですから、量も少なく美味しいとは限らないエコノミークラス機内食を当てにするよりは、プラザプレミアムラウンジでまともな食事を済ませておこうとするのは至極妥当な行動だと思います。

今回ご紹介している東ホールのプラザプレミアムラウンジに比べると、西ホールのものはまだまだラウンジらしいラウンジだと言えると思います。西ホールは出国審査からかなり離れており、その分利用者も少ないのです。静かな時間を過ごしたい方は、移動を厭わないのであれば、西ホールを利用してみるのも一つの手です。以上のことを踏まえて、プライオリティパスを賢く使ってくださいね。

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