上海の昔ながらの雰囲気を体験しつつ、ショッピングも楽しめてしまうという一石二鳥のスポットが有ります。それが「田子坊」です。田子坊は地下鉄「打浦橋」駅から歩いてすぐとアクセスも容易なところにあるにも関わらず、下町独特のしっとりとした雰囲気にあふれています。狭い路地が入り組んでおり、「この先に何があるんだろう」とわくわくしながら、ちょっといいお店を探して散策するのがおすすめです。
▲田子坊は、細い路地がまるで迷路のように入り組んでいて、全体像をつかむのがなかなか大変です。田子坊の入り口には地図が掲げられているのですが、これを見てもあまりあてにならないので、行き当たりばったりで歩いてみたほうが意外な発見をすることができ、楽しいはず。さっそくカンを頼りに足を踏み入れてみましょう。
▲石畳の路地の両側には趣きあるレンガ造りの建物が並んでいます。この建物は、もともとは住宅だったのですが、その住宅を改装する形で自然発生的に様々なお店がオープンするようになり、現在のような観光スポットに発展したのだそうです。建物の1階は店舗として利用されていますが、2階以上は実際に未だに人が住んでいます。
▲奥に進むと、やっと人がすれ違うことができるくらいの狭い路地が、迷路のように入り組んでいます。両側には小さくて可愛いお店がひしめき合っていて、それらを見て回るだけでも十分楽しめます。喩えるなら、台湾の九份の雰囲気に近いでしょうか。
▲田子坊の所々にこういったしっぽりとした雰囲気を漂わせるスポットがあり、それらを探しながら路地行をするのがとても楽しいですね。田子坊はショッピングエリアであるとともに、探検しがいのある路地エリアでもあります。
▲さて、それでは私が気になった田子坊のお店を幾つかご紹介しましょう。まずは、「茶房 Teahouse」という茶葉のお店から。このお店では普通の烏龍茶はもちろん、ハーブティーやフレーバーティーが多数取り揃えられています。
▲特にパッケージがカラフルで可愛らしく、お土産としてぴったりだと思います。茶葉のサンプルも用意してあり、実際に香りを確かめてから購入することができます。
▲続いては「淡寫(タンシャ)」という、手作りの革製品のお店です。上海で革製品というのもピンときませんね。
▲しかし、売られているものは丁寧に作られており、デザインだけでなく実用品としても十分使えます。値段もお手頃なので、気に入ったものがあれば買ってみるといいかも。
▲続いては、「手絵 上海」という絵葉書のお店。田子坊の外れの方にひっそりと店を構えています。
▲売られているのは、上海の風景が描かれた絵葉書です。カラーのものもありますし、モノトーン系もあります。上海の思い出にいかがでしょう?
▲最後、”Magic Candy”という手作りキャンディのお店です。色鮮やかで目を引くキャンディがたくさん並んでいて、とても楽しめます。これらのキャンディは実際に田子坊のお店で作られていて、こちらのガラス窓の奥が工房になっていました。
▲金太郎飴までありました。これ、直径が5mmくらいなんですよ。手が込んでますね。フレーバーも多数取り揃えられていて、どれにすればいいか迷ってしまいますね。各フレーバーがミックスされたボトルもありますので、それを買ってみるのがいいかもしれません。
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