トラベラーの皆さん、こんにちは。今回は、バンコク・スワンナプーム国際空港のJALサクララウンジをご紹介します。
JALサクララウンジはコンコースDの4階にあります。出国審査後右方向に進み、免税店フロアから1階下に下りたところにあります。錦織圭選手のパネルがお出迎えしてくれます。
ラウンジ内はこんな感じ。正直、豪華さは全くありませんし、ラウンジというよりも待合室と言ったほうが近いかも。JALの生真面目さがそのままラウンジになったような印象です。
ダイニングエリアも飾り気がないシンプルなテイストで、特徴がありませんね。心躍るものが何もありません。内装にはもっとこだわって欲しいところです。
独立したシャワーブースもある!
サクララウンジには、シャワーブースも設けられています。東南アジアの空港ラウンジでは、トイレの中にシャワーが併設されている場合があり、日本人にとってはやや居心地が悪く感じられる事がよくあります。一方、このサクララウンジはトイレとは独立してシャワーブースが作られており、その意味でも日本人に最適化されていると言えます。
ビュッフェのメニューももちろん日本人向け
もちろん、ビュッフェのメニューも日本人向けとなっています。JAL特製のカレーはもちろん、チンジャオロースや枝豆、ごま昆布までありました。
また、面白いのが、料理を入れておく保温器(チェーフィングディッシュ)です。通常エアラインラウンジでは丸型のチェーフィングでッシュ(⇒イメージ)が用いられるのですが、サクララウンジでは蓋が透明な四角いものが使われています。海外では見かけることが殆どないものなので、わざわざ取り寄せたのかと推察されます。
チョココロネやカスタードクリームのパンまであります。こんなパンをバンコクの空港で食べられるなんて!ただ、バンコクで製造しているのでしょうか。風味や滑らかさが日本のそれとはだいぶ違いました。
ポカリスエットやカルピスまで用意してありました。日本人の飲みたいものをしっかりと抑えてくるサクララウンジ、さすがです。
JALカレーとガパオライスを頂きました。どちらもご飯もの(笑)。カレーは定番の味で、ラウンジでいただけるとホッとしますね。バンコクのサクララウンジは、日本に帰国する際に利用する方がほとんどだと思いますので、カレーの提供はナイスチョイスだと思います。
おわりに
JALサクララウンジ(@BKK)は、よくも悪くもJALのテイストをそのまま踏襲したラウンジです。ゴージャスさや個性に欠けるのは否めませんが、かと言って快適でないということもありません。無駄な遊びのない生真面目なラウンジということができると思います。
バンコク・スワンナプーム国際空港内には、JALの他にもワンワールド系としては、キャセイパシフィック航空、カタール航空、またJAL提携航空会社としてバンコクエアウェイズがラウンジを構えています。それぞれに個性があり雰囲気が全く異なりますので、自分にあったところを見つけてみてはいかがでしょうか。
ラグジュアリー感:★★☆☆☆
広さ・開放感 :★★★☆☆
静寂性・雰囲気 :★★★☆☆
食事内容 :★★★☆☆
シャワー :あり