トラベラーのみなさん、こんにちは。
タイの首都バンコクのスワンナプーム国際空港(BKK)は、みなさん中にも利用したことがある方が多いのではないかと思います。ターミナルの幅が1.4kmもある超巨大空港でフューチャリスティックな建築。私の好きな空港の一つです。
スワンナプーム国際空港も、早いもので開港して十数年になります。そのため最近リノベーションが進められており、ターミナルビルの南側に、新しくサテライトの建設が始まりました。
目まぐるしく変わりつつあるスワンナプーム国際空港に、この度新たにラウンジが開設されました。それが今回ご紹介する「ターキッシュエアラインズラウンジ」です。
ターキッシュエアラインズはスターアライアンスに加盟していますので、ANAを含むスタアラ上級クラス搭乗者やスタアラ上級会員が入室することができるのはもちろん、なんとこのラウンジ、プライオリティパスとも提携しているのです!つまり、プライオリティパスさえ持っていれば、通常入室することができない一般のエコノミー搭乗者であっても、スタアラ上級会員と同様ターキッシュエアラインズラウンジを利用することができちゃうんです!!!
D8ゲート奥の4階にあり!
こちらがそのターキッシュエアラインズラウンジのエントランス。漆黒審査通過後右方向に曲がり、免税店フロアをしばらく歩いた後、1階下におりたところにあります。エントランス左側にスタアラ加盟エアラインがズラッと表示されていますが、右側にはほら、ちゃんとプライオリティパスが掲げられているでしょう?!早速入ってみます。
広々としたラウンジ!
ラウンジ内は、ベージュ系のトーンでまとめられた、非常に落ち着いた雰囲気の内装になっています。座席数も十分に確保されており、極度に混雑することはなさそうです。
ソファーの一つ一つが大きく、さらに大きめのサイドテープルも備え付けられているので、荷物の扱いに困ることはなさそうですね。
こちらはクワイエットルーム。仮眠したい方向けです。他エリアよりも照明が落とされ、すやすや寛げそうでした。乗り継ぎの際の長い待ち時間に利用するといいかもしれません。
ビジネスルームもあります。ミーティングテーブルが置かれていました。ただ、ほとんど使われる機会はなさそうですね。(様々なラウンジでこのような設備を見てきましたが、実際に使われているところを見たことがありません。)
シャワーあり!
もちろんシャワーもあります。ただ、男女それぞれのトイレ内に1ブースずつでした。トイレ内にシャワーを設置するのは、私としてはあまり好きではありません。シャワーエリアは独立させてほしいです。
アメニティーグッズは、ホテルと同レベルのものが一通り揃っています。
シャワーは、ハンドシャワーが一つのみ。給湯器がもろに出っ張っているのがのがやや残念。
ビュッフェはそこそこ充実
ビュッフェをチェックしてみましょう。ラウンジの中央にビュッフェカウンターが設置されています。今回訪れたのは早朝でしたので、ブレックファストが用意されていました。
新鮮な生野菜が豊富に取り揃えられており、ビタミン補給も万全。
サンドイッチやケーキ類もあります。(私見ですが、タイでいただくサンドイッチは概して美味しくないように思います。今回も外れでした。)
ピラフや目玉焼き、ソーセージなどもあります。結構ガッツリ行けるので嬉しいですね。
ポテトスープと合わせて、朝食メニューをいただきました。ターキッシュエアラインズラウンジなのでトルコ風のものが一品でもあればより満足感が高くなるのに、その点だけが惜しいですね。なお、11時からは焼き立てのピザが提供されるとのことでした。これは楽しみですね。
おわりに
バンコク・スワンナプーム国際空港にはスターアライアンス系のラウンジとしては、タイ国際航空ロイヤルシルクラウンジ、シンガポール航空シルバークリスラウンジ、エバー航空ラウンジ、ターキッシュエアラインズラウンジの4ラウンジがあります。それぞれ個性があって楽しいのですが、この中でプライオリティパスと提携しているのはターキッシュエアラインズラウンジのみです。
スターアライアンス系のラウンジは通常はスタアラ会員以外には開放しないことが多いのですが、プライオリティパスでは入れてしまうというのは大変貴重だと思います。バンコク・スワンナプーム国際空港をご利用の際は、是非訪れてみてくださいね。
ラグジュアリー感:★★★☆☆
広さ・開放感 :★★★★☆
雰囲気 :★★★☆☆
食事内容 :★★★★☆
シャワー :あり