ルフトハンザのプレミアムエコノミーはシートも食事もGood!羽田→ミュンヘンA340-600型機搭乗記

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ヨーロッパのエアラインの雄ルフトハンザドイツ航空が、この程、スカイトラックス社エアライン格付けの最高位5つ星を獲得しました!ルフトハンザは、いつ5つ星になってもおかしくないと言われていたので、欧州初の5つ星に選ばれたのも当然のことだと思います。

それを記念し、今回はルフトハンザ715便(羽田→ミュンヘン)のプレミアムエコノミークラスのフライト様子をレポートしてみます。5つ星に値する、快適なフライトでした。

◆搭乗便: ルフトハンザ航空LH715便
◆スケジュール: 羽田12:45-ミュンヘン16:55(所要時間12時間10分)
◆機材: A340-600


▲A340-600型機のプレミアムエコノークラスは、ちょうど機体の真ん中、主翼の真上に位置しています。座席数はたったの28席で、配列は2-3-2。後方の一般のエコノミークラス(2-4-2)と比べると、ほんの少しだけゆとりのある造りになっています。

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シートは?キャビンは?


▲こちらがプレミアムエコノミーシートの実物です。一般エコノミーとは異なり、肘掛けがそれぞれのシートに独立して設置してあります。これで、隣の人と肘掛けを奪い合う必要はありせんね(笑)。また、肘掛けの下には収納スペースもあり、タブレットなどを淹れおくのにちょうどいいです。

▲キャビンは、一般エコノミーと比較すると、やはりゆとりが感じられていく分解的です。リクライニングもより深く倒すことができるようになっており、マックスまで倒したとしても後ろの人への圧迫感はさほどありません。

▲足元スペースは余裕があり、足を組んでも前の座席に足がぶつかりません。またパーソナルモニターも大きく、タッチパネル式で使いやすくなっています。電源は、USB電源がモニターわきに1箇所、ユニバーサル電源がカクテルテーブル下に1箇所あります。

▲コントローラーは非常に洗練されていて、シンプルそのもの。中央のぼっち部分のタッチセンサーを操作して画面上のカーソルを動かします。もはや十字キーなんて必要ないんですね。

▲フットレストがあるので足の疲れも軽減されますね。また、ミネラルウォーターが各席に1本ずつ用意されているのもありがたいです。

アメニティーグッズが充実!


▲プレミアムエコノミークラスでは、アメニティキットとスリッパも配布されます。スリッパがあれば、長時間のフライトでも足が蒸れずに済みますね。

▲アメニティキットの中身は、アイマスク、おしぼり、耳栓、歯磨きセット、靴下でした。ルフトハンザのロゴの入ったアイマスクが、なにげにカッコイイかも。

ボリューミーな食事に満足!


▲離陸直後に、ウェルカムドリンクとしてオレンジジュースが配られました。

▲しばらくするとブレッツェルとドリンクが配られます。今回はスパークリングワインをいただきました。

▲そして、1回目の機内食がこちら。カツ丼とグーラッシュからの選択となりましたが、迷わずグーラッシュをいただきました。流石は「肉の国」ドイツ!肉料理にしておけば、まず間違いはありません。赤ワインとの相性がよく、とても美味しくいただくことができました。メインが終わった後にも、食後酒のサービスが有り、ベイリーズをいただきました。もうお腹いっぱい。

▲フライト中に小腹がすいたら、ギャレーに行ってみましょう。ドリンクやプレッツェル、おにぎり、スポンジケーキなどが豊富に用意されていました。

▲着陸2時間前には、2回めの機内食が提供されます。リガトーニ、またはブタの唐揚げからの選択でしたが、日本食の食べ納めということで、後者をいただくことにしました。普通に美味しく、大満足です。

A340-600のトイレが面白い!


▲さて、今回A340-600に搭乗して一番面白かったのがラバトリー(トイレ)です。なんと、エコノミークラスのラバトリーはメインデッキの床下にあるのです!本記事の冒頭で示したシートマップにも、床下のラバトリーと階段がしっかりと描きこまれていますよね。この階段を使って、ラバトリーが集まった床下部分にアクセスします。噂には聞いていたのですが実物を見るのは初めてで、ちょっと興奮。
▲床下のラバトリーは5室用意されています。床下に作ってあるため比較的スペースを自由に使えるらしく、通常のラバトリーよりも広く快適でした。それにしても、床下にラバトリーをまとめてしまうという荒業をやってのけたのは、ルフトハンザのほかにあるのでしょうか?かなり大胆なキャビンレイアウトですよね~。

なお、私が羽田→ミュンヘンに搭乗した数日後に、同路線の機材はA340-600から最新鋭のA350-900に変更されました。

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