デルタが意外と快適だった!DL120便エコノミークラス羽田→ミネアポリス搭乗記

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あれは3ヶ月前の、2017年1月。デルタ航空の東京⇔ニューヨーク往復が2万4千円台になるという、とんでもないフラッシュセールがありました。

【祭だ!】東京⇔ニューヨークが2万4千円台から!サプライスのデルタ便が衝撃価格!

これを見つけた時は、脊髄反射的に購入ボタンを押してしまったのは言うまでもありません。ただ、今までデルタ航空の長距離便には搭乗したことがなかったので、一抹の不安もあったわけです。アメリカ系だしね……。そこで今回は、この2万4千円のチケットで搭乗したデルタ航空のエコノミークラスについてレポートします。結果的には、結構満足できるフライトでした。

今回私が搭乗したのは、DL120便。羽田空港からニューヨーク・ラガーディア空港まで同一便名でのフライトとして発券されていますが、実際には、途中ミネアポリス空港での乗り継ぎをはさみます。

▲羽田からミネアポリスまでの機材は、B777-200。最近は、この機材にばかり乗っているような気がします。

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すっきりとしたシンプルなシート

▲デルタ航空のB777-200のエコノミークラスの配列は3-3-3。一方、先日利用したアメリカン航空の同型機の配列は3-4-3。つまりデルタのほうが横に1席分削っているので、そのぶん1人あたりの幅にもゆとりがあります。

▲シートには特に余分なギミックはありません。例えばシンガポール航空では、シートバックに様々な仕掛けが用意されているのですが、それに比べるといささかシンプルすぎるきらいもあるかと思います。好みの問題ではありますが。

▲足回りのスペースは標準的。大きめの液晶画面の横には、USBジャックが1つだけついていました。

▲さて、私が最も評価したいのが、デルタのシートの徹底的な合理性です。通常、他の航空会社のエコノミークラスのシートには、シートバックや肘掛けにコントローラーが仕込まれていますよね。しかしデルタにはそれがありません。その代わり、コントローラーが担っていた機能を全てタッチモニターで操作することができます。CA呼び出しや読書灯もこの画面から操作することができるんです。

ちまちましたコントローラーをいじるよりもタッチモニターで操作したほうがストレスがなくていいですね。ケーブルが絡まってしまうこともありませんし、シートに腰掛けたら座面にコントローラーが置いてあって、お尻が痛かったなんてこともありません。航空会社各社は、デルタを見習うべきです(笑)!

▲シートポケットには、安全のしおりと機内誌、機内販売カタログの3点が入っていました。必要最低限のものだけで、この辺も合理的ですね。

アメニティグッズが充実!

▲その一方で、エコノミークラス利用者にもスリッパにアイマスク、耳栓、イヤフォンといったグッズが配られます。エコノミークラスでスリッパが提供されるエアラインはなかなかありませんが、米系のデルタがその少数派に入っていることにびっくりしました。また、ペラペラの紙一枚ではありますが、機内食のメニューカードも配られます。このあたりのちょっとしたサービスも、好印象ですね。

▲さて、緊急時の案内が始まりました。液晶モニターでビデオを流しつつ、同時に客室乗務員がデモンストレーションしていました。これ必要?ビデオで十分なのでは……

エコノミーフルフラットで太平洋横断!

▲この日のエコノミークラスの搭乗率は4割程度でした。はっきり言ってガラガラですね。ということは……

▲そう、エコノミーフルフラットを満喫できちゃうということですね!窓側の3席の肘掛けを上げて、横になりました。長距離便でこれができるとは、ラッキー!

機内食も充実!

▲離陸後しばらくしてプレッツェルとピーナツ菓子が配られました。ポリポリいただきながら、機内食を待つとしましょう。長距離便の唯一の楽しみは、機内食ですから。

▲メニューをチェック!1回目の機内食(夕食)は、ビーフストロガノフ、マッサマンカレー、ゴルゴンゾーラのペンネからの選択。その後、間食としてマッシュルームのラップとハーゲンダッツがサーブされます。2回めの機内食(ブランチ)は、スクランブルエッグまたは焼きそばからの選択となっていました。

▲1回目の機内食は、マッサマンカレーにしてみました。これが、機内食とは思えないくらい美味しく、ぺろりと行けてしまいました。ボリュームもなかなかのもので、最近いただいた機内食の中ではベストでした。デルタのマッサマンカレーはおすすめです!

▲食後は照明が暗くなり、私もエコノミーフルフラットでよこになってウトウト。

▲フライトのちょうど中間に、間食が提供されました。マッシュルームのラップは熱々で、なかなか美味。一方、ハーゲンダッツは霜がついた状態で、カチンコチンでした(笑)。

▲着陸前に2度めの機内食が提供されます。ずばり、ソース焼きそば!機内食でソース焼きそばが出てくるとは思いもしませんでした(笑)。たこ焼きとかお好み焼きとかもメニューに加えれば、縁日みたいになってフライトも楽しくなるかな?

▲ミネアポリスの街が眼下に広がります。11時間半ほどの長丁場でしたが、デルタは思っていたよりも悪くはなく、むしろ好印象なフライトでした。個人的な意見ですが、昨今叩かれているU社や、鷲のマークのA社よりも快適だと思います。次回もデルタを使おうかな。

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