シンガポール航空は、エコノミー利用のクリスフライヤー・エリートゴールド会員向けに、専用のラウンジを設けています。それがこの、クリスフライヤーゴールドラウンジです。つまり、「エコノミー利用だけど上級ステイタスだからラウンジ使えるもん」という擬似Cクラス客と、実際にビジネスクラスを利用する真のCクラス客を明確に区別しているのですね。前者はクリスフライヤーゴールドラウンジを、後者はシルバークリスラウンジを利用することになるわけです。
第2ターミナルクリスフライヤーゴールドラウンジ
エコノミー利用客向けのラウンジとはいえ、流石はシンガポール航空、空間コーディネートに全く手を抜いていません。上質なビジネスクラスラウンジといった風格があります。
しかし、内部は人だらけ。すさまじい混み具合です。エコノミー利用の上級会員が集まるわけですから仕方はないのですが、空席など殆ど無く、パンク状態です。
ガヤガヤと騒がしく、とても落ち着ける雰囲気ではありません。設備は申し分ないのに、人の多さでラウンジの雰囲気が台無しになってしまっています。
ビュッフェは、エコノミー利用客向けとは思えないほど充実しており、ホットミールも豊富に用意されています。比較するのも酷かもしれませんが、例えば成田の大韓航空のKALラウンジ(ビジネス&ファースト用)の惨状と比べると月とすっぽんです。
第3ターミナルクリスフライヤーゴールドラウンジ
第2ターミナルのクリスフライヤーゴールドラウンジが激混みだったので、第3ターミナルのそれを利用してみることにしました。
こちらは、第2ターミナルに比べるとずいぶん落ち着いています。こちらを利用するのが正解ですね。
第3ターミナルのラウンジは、天井が吹き抜けになっていて、とても開放感があります。
窓が大きく取られており、自然光が入ってくると本当に居心地の良いラウンジになるでしょうね。訪れたのが夜間だったのが悔やまれます。
第2ターミナルのラウンジ同様、こちらのビュッフェも充実しています。
とりあえず適当に啄んでみました。ラインナップには中華料理が多いのですが、何れも美味でしたよ。