沖縄・那覇には、必要十分な機能をギュッとコンパクトにまとめたロフトタイプの個性的なホテルが色々あります。当ブログでも「ホテル・ストーク」や「アベストCUBE那覇国際通り」をご紹介してきました。
そして今回は、ロフトタイプホテル第3弾として、「かりゆしLCH泉崎県庁前」をご紹介します。このホテルのシングルルームは、ホテル・ストークをさらにブラッシュアップしたような造りになっていて、幾つかの不満点も改善されています。それでいて、一泊が4,000円程度~。価格的にも、機能的にも、非常に使いやすいホテルなのです!
▲シングルルームはこんな感じ。程よいスペースに必要な設備がギュッと詰め込まれているため、全体像を撮影するのがなかなか難しかったのですが、窓側からパノラマ機能を使ってなんとか1枚の写真に収めてみました。
ドアから入ると左側にトイレとシャワーがあり、その奥にはロフトに上がるための階段があります。ベッドはそのロフト部分に設けられていて、ちょうど入口ドアの真上に配置されています。
▲シャワーとトイレはコンパクトに纏められています。一つのスペースにシャワーとトイレが一緒になっているのは若干抵抗がありますが、もちろんカーテンで区切ることができるようになっていて、さほど気にはなりません。どうせ一人で使うんですからね。
▲ドアから入って右側には、洗面台があります。徹や歯ブラシ、ドライヤーなど最低限のアメニティは揃っています。
▲窓側には、掘りごたつタイプのテーブル、液晶テレビ、ポットなどが配置されています。さらに、上の写真の右側のテーブル下には若干のスペースが有りますが、ここの床板が手前に引き出せるようになっていて、スーツケースを収納するのに都合がいい造りになっています。
▲階段を上がるとロフトベッドになっています。こちらにも液晶テレビが備え付けられていて(1部屋に2台)、ごろ寝しながら無理なくテレビを見られるように配慮されています。枕元には棚と電源コンセントもあり、スマホなどを充電するのにも好都合です。
【まとめ】
以上ご覧頂いたように、かりゆしLCHのシングルルームは非常に機能的なデザインになっていて、ちょっとした秘密基地のようです。とても狭いスペースながら(1室7平方メートル)、必要なものは一通り揃っていて、かつプライバシーも保たれているという、余分なものを削ぎ落としたコンセプトに惚れました。ちなみに、「かりゆしLCH」の”LCH”とは、Low Cost Hotelの略なのだそうです。日本の空においてLCC(Low Cost Carrier)が市民権を得たように、LCHも沖縄だけではなく、ぜひ東京や大阪などの大都市圏でも展開していってほしいですね!