今回は、LCCのフライトがエアライン都合によりキャンセルされ、翌日の便に振り替えられたものの、それを全く知らずに失敗したというお話。スマートトラベラーを目指す当ブログ管理人にとっては、痛恨の失敗談であります。LCCの利用(特に海外)では、やはり油断は禁物です。
セールチケットが安かった
事の発端は、去年の10月にまで遡ります。日本にも就航している某香港系LCCが、香港⇔ダナン(ベトナム)のセールを行ったのです。
ダナンといえば、最近頓に注目が集まっているベトナム中部のビーチリゾートで、メディアで取り上げられる機会も増え、聞き覚えのある方も多いかと思います。私もかねてより一度訪れてみたいと思っていました。
特に、ダナンの代表的ホテルである「インターコンチネンタル・ダナン・リゾート」にはぜひとも泊まってみたかったので、これは絶好のチャンスと考えチケットの購入を決意しました。
香港⇔ダナンの往復が、諸税込みで、なんと394HKD(約5,500円)!こりゃ安い!ということで、即チケットを購入。さらに、この日程にあわせて憧れの「インターコンチネンタル・ダナン・リゾート」も割安価格で予約し支払いも済ませました。
ちなみに、このホテル、割安と言っても1泊5万円ほどします。いつも安宿に泊まっている私にとっては、かなり勇気のいる決断でしたが、清水の舞台から飛び下りる覚悟で予約を入れました。何と言っても憧れの「インターコンチネンタル・ダナン・リゾート」ですし、これを逃したら泊まる機会は二度と巡ってこないような気がしまして。
搭乗予定のフライトがキャンセル!?
旅行当日、私は意気揚々と香港空港に向かいました。羽田から香港は、ダナン便と同じエアラインの羽田発深夜便を利用しました。この便は羽田を深夜1時に出て、香港に早朝4時半に到着するので、7:25発のダナン便への接続にはもってこいでした。ところが……
香港に到着し、ダナン便のチェックインをしようと某LCCのカウンターに赴き、電光掲示板を確認したところ……
7:25発UO1558便の表示が全くないではありませんか!そんなバカな!何度も何度も見返しました。しかし、何度確認しても1558便の表示は見当たりません。わけが分からず、パニックでした。
何かの手違いかと、恐る恐るスマホで自分宛のメールを確認した所、チケット予約後3ヶ月くらい後に、当該LCCのカスタマーサービスからフライトキャンセルと振替のメールが届いていたことが判明しました。こんなの↓です。
中国語はわからないのですが、どうやら予約日のフライトがキャンセルされ、私は翌日の同じ時間帯のフライトに振り返振り替えられたということが書いてあるようでした。

そもそも、私、このメールの存在に全く気づいていなかったんですよね。某LCCの通常のものとは違うメールアドレスから送られてきていたため、自動的に迷惑メールとして振り分けられていましたし、気づいていたとしても、メールの体裁がいかにもスパムメールっぽくて気にもとめなかったと思います。
しかしながら、これを見落としてしまったのはやはり私のミスですね。痛すぎます。香港で丸一日無駄な時間ができてしまったのはもちろん、ダナンで初日に予定していたことが全てパーになり、さらに5万円もしたインターコンチネンタルの宿泊予約も無駄に!立ち直れないくらいショックでした。
丸々一日をプライオリティパスラウンジで過ごす
香港での24時間もの空き時間を何をして過ごすべきか……
あまりにもショックが大きすぎて、香港の街中に出向く気にもなれません。
そこで、プラザプレミアムラウンジのアライバルラウンジに長居させてもらうことにしました。このラウンジはプライオリティパスで無料で利用でき、食事もついてきます。利用時間は3時間までとなっていますが、3時間毎にラウンジの利用手続きをすれば、長時間の利用もできます(スタッフに確認済み)。
アクティブに何かするような精神状態ではなかったので、このラウンジでボーっとさせてもらいました。持参した映画を見たり、食事して居眠りをしたり、ちょっとだけ仕事を片付けたり。そんな感じで24時間を潰しました。シャワーも無料で利用できるので、不自由はありません。
そんなことになりつつも、24時間後、無事ダナンへと旅立つことができました。プラザプレミアムラウンジ様、ありがとうございました。
皆さんも、LCC便のキャンセルなどには気をつけましょう。エアライン側の都合で勝手に旅程が変更されるリスクが有るため、ビジネスや重要な用事を控えている方は、最大限の注意が必要です。LCCを予約したら、毎日メールをこまめにチェックしたりするなど、アンテナを張って情報入手を怠らないようにしましょう。