沖縄から東京に戻る際は、今度はバニラエアを利用しました。バニラエアに乗るのは札幌便以来9ヶ月ぶり。どんなフライトになるのか楽しみにしていましたが、なんと期せずしてJA8391（A320-200）の引退飛行に搭乗することとなりました。
バニラエアは那覇空港のLCCターミナルを利用しています。初めて使ってみましたが、極めて簡素な作りに逆に好印象でした（笑）。
搭乗ゲートも至ってシンプル……。というか、全く飾り気がなくすさまじいまでの潔さですね。LCCのこういった潔さは、結構好感が持てます。
ほぼ予定通りに搭乗開始です。搭乗ゲートからは機内までは、直接歩いて搭乗します。JA8391は、ロハコジェットとして話題になりましたが、夜間のためその塗装がよく見えないのが残念です。
一応、シートの写真です。このフライトで引退してしまうので、シートレビューしてもしかたがないのですが、ついいつもの癖で。
全体的に古ぼけた感じがします。それもそのはず、JA8391は1992年からANAの各路線で頑張ってきたんですよね。ファブリックなテイストのシートが時代を感じさせます。
搭乗率は6割ほどで、とても落ち着いたフライトでした。
引退飛行を記念して、機内販売が3割引きとなっていました。ただ、機材の関係でホットミールは提供されず、販売可能だったのはサンドイッチや簡単なスナックのみでした。小腹がすいていたので、バゲットサンドを注文。通常550円が390円になっており、ちょっと得した気分です。
こちらが実物です。写真とずいぶん違うような気が……。それに予想していたものよりもはるかにボリュームが少ないのも気になります。ま、LCCですから文句入っていられませんね。ありがたく頂きました。
午後10時頃、ほぼ定刻通りに成田空港に到着です。バスに乗りつつ、薄汚れたJA8391を眺めます。20年以上にわたってありがとうございました。