何もない!けど、それがいい!那覇空港LCCターミナル利用のポイント

シェアする

スポンサーリンク

先日、那覇から成田までバニラエアに搭乗しました。その時に利用した那覇空港LCCターミナルの利用のポイントをレビューしてみます。LCCに特化しているだけのことはあり、一般的なターミナルとは一味も二味も趣が異なりますので、初めて利用される方はある程度注意が必要です。

スポンサーリンク

さて、那覇空港LCCターミナルは、車の乗り入れが制限されています。ターミナル本館とLCCターミナルを結ぶシャトルバスと、レンタカー業者の送迎等以外でのアクセスは出来ません。十分にご注意ください。本館の車寄せ4番乗り場でLCCターミナル行きのシャトルバスを待ちましょう。頻繁に運行されているので、待ち時間もさほどかかりません。

バス停の前で見かけたのがこちらのポスター。不発弾の機内持ち込み禁止を訴えています(笑)。本当に持ち込む人がいるんでしょうか(笑)?と思って調べてみたら、実際に持ち込んだ人がいるというのですから驚きです。

さて、そうこうするうちにシャトルバスが到着しました。早速乗り込みます。全員の乗り込みを確認したらすぐに発車となりました。

内部はいわゆる路線バス仕様です。結構たくさん乗っていますね。あくまでも私の印象でしかありませんが、LCCの利用者って旅慣れたバックパッカーのような人か、あるいはあまり飛行機に乗ったことがない感じの人、両極端に分かれるような気がします。

さて、3分ほどの乗車でLCCターミナルに到着しました。LCCターミナルは倉庫を転用して作られたのですが、中に入ってみると本当に倉庫のままで、がらんとした感じですね。

搭乗時刻の1時間前。人もまばらです。チェックインカウンターの前もだだっ広くスカスカで、一切飾り気がありません!

こちらが保安検査場前です。皆粛々と機内持ち込み手荷物の検査を受けます。かなりスムーズに進んでいきます。

更に進むと、待合室になっています。ビアガーデンにあるようなプラスチックの椅子とテーブルが雑然と置かれています。この他には飲み物を提供するバーカウンター、免税品受け取りカウンター、そして土産物店が気持ちばかり設けられています。

土産物店でおみやげを購入しようとしたのですが、置いてあるものが紅いもタルトやちんすこうなどの乾き物ばかり。海ぶどうやラフテーなどの生物を期待していた私、かなり後悔しました。こんなことになるのなら、シャトルバスに乗る前に本館で買っておくべきだった……。

搭乗までの1時間、こんな何もない巨大なスペースで何をして過ごせばいいのでしょうか。幸い、無料のWi-Fiサービスが有りましたので時間は潰せますが。

【教訓】
◆LCCターミナルを利用する際は、お土産の購入は本館で済ませておきましょう。
◆LCCターミナルはほとんど何なく飲食もままならないので、用事は本館で済ませましょう。
◆LCCターミナルの到着が早すぎてもすることがないので、本館で時間を潰しましょう。搭乗時刻の30~40分前にバスに乗れば十分に間に合うと思われます。

これらの注意点を十分理解した上で、LCCターミナルを利用してください。ただ、こういった特徴はLCCのターミナルの本来あるべき姿なんですよね。海外ではLCCは空の高速バスという感覚なので、バス停が簡素で何もないのは当たり前のことなのです。その意味では那覇空港LCCターミナルは、LCCの本質をよく理解したLCCターミナルの鑑とも言えましょう。

那覇空港LCCターミナル