那覇に来たら、大抵の人は首里城観光しますよね。レンタカーでスイーッとアクセスするのもいいですが、首里城周辺には趣きのある街並みがまだまだ残っています。だからこそ敢えて徒歩で首里城を目指してみましょう！
そこでおすすめしたいのが、「首里金城町石畳道」です。那覇のモノレール「ゆいレール」の首里駅から歩いて15分ほどのところに、まるで琉球王朝時代にタイムスリップしたかのようにきれいな石畳道が残っているのです。
首里金城町石畳道は、およそ500m続く上り坂になっており、石が隙間なく敷き詰められています。
しばらく歩くと、沖縄民家風の無料休憩所があります。風通しがよく、心地よい休憩所ですよ。
上り坂はまだまだ続きます。両側は一般の民家なのですが、毎日この急勾配の道を歩いているのかと思うと気が滅入ってしまいましすね。
こんどは階段が。街並みがはとてもきれいなのに、観光者に試練を与えるかのようなツンデレな石畳道です。
しばらくすると、名物のアカギの巨木の案内が出ていました。休憩がてら、石畳道を少し外れて見物してみましょう。
大きいですねぇ。樹齢300年なのだそうです。沖縄返還と同時に国の天然記念物に指定されたのだとか。歴史の生き証人ですね。
なになに、願い事を話すと聞き入れてくれるとな！
アカギの木の巨大なうろの中に、ぽつんと金色の像が祀られていました。ぜひぜひ、願い事を聞き入れてくださいませ。
石畳道の戻ります。まだ上り坂が続きます。石畳はとてもきれいなのですが、上り坂というのが最大のネックですね。
だいぶ疲れてきました。一休みしたい……。と、ちょうどいい所に、素敵な感じのカフェがあるではありませんか！これは天のお導き（笑）。（石畳茶屋真珠の絶品黒糖プリンについては次回の記事で。）
カフェで英気を養った後は、再び石畳道を登ります。でも、もう少しです。
日本の道100選の石碑が見えてきたら、石畳道も終わりです。もうすぐ首里城ですよ。
500mも上り坂を登るのは一苦労です。ですので、首里城を見学してから下ってきたほうが体力的には楽でしょう。この石畳道は訪れる価値大なので、是非トライしてみてください。