秋、静寂、直指庵。

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京都の秋を満喫する今回の弾丸旅行で最も印象的だったのは、人気スポットの嵐山・嵯峨野エリアのはずれの方にひっそりと佇む直指庵(じきしあん)でした。嵐山の中心街からは歩いて30分ほどかかるために、訪れる人も少なく、喧騒とは無縁の桃源郷のようなところでした。

門構えは立派ではあるものの至って質素。仰々しさはなく、ただ「そこに有る」という雰囲気です。

門をくぐると、立派な孟宗竹が生い茂る竹林が出迎えてくれます。

 竹林を進むと、もうそこは別世界。色鮮やかなもみじに覆われ、見まごうばかりの美しさでした。

 もみじのトンネルを抜けて、奥に進んでいきましょう。

竹の緑と、もみじの赤のコントラストが非常に映えます。

奥には日本庭園も設けられています。まさに絵に描いたような眺めでした。言葉を失ってしまいました。

本堂に上がることもできます。何の気なしに入ってみると……

本堂からの眺めは筆舌に尽くしがたいものでした。聞こえてくるのは、水のせせらぎと鳥の鳴き声だけ。ずっとここにいたい、永遠にこの眺めを楽しみたい、そう感じさせる美しさがありました。

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直指庵
拝観料: 大人500円 小学生~高校生400円

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