尾道から4時間弱サイクリングをして、生口島瀬戸田に到着しました。自転車に乗り慣れていない私、もうさすがに限界です。両方の足がそれぞれ一度ずつ攣りました。日頃の運動不足のせいですね。
しかし、日程の関係で再び尾道に戻らなければならないのですが、もう自転車をこぐ体力は残っていません。そんな時に大変助かったのが、瀬戸内クルージングの高速船です。
高速船は、1時間半に1本程度の頻度で出ており、40分ほどで尾道まで運んでくれます。私は、13:40瀬戸田発の便を利用しました。
瀬戸田の船着場です。 私の他にも高速船を利用するサイクリストが7~8名いらっしゃいました。私と同様に、しまなみ海道サイクリングをギブアップしてしまった人もきっといるはずです。
高速船は全長10メートルほどの「シトラス」号。定員は64名で、最高速度は27ノット(およそ時速50km)も出るそうです。
自転車は、船員さんが船内の適当な場所に積み込んでくれます。 今回は操舵席の真後ろでした。
いよいよ出発です。座席は3-3の配列で、B737やA320の座席配列と似ていますが、こちらのほうがだいぶスペースが有ります。
料金は大人820円、自転車160円です。航行中に船員さんが座席まで来てくれますので、その際に支払ましょう。
船は白波をたてて、どんどん進んでいきます。かなりスピードが出ていますね。ちなみに、瀬戸田~尾道間には数カ所停船し、その都度お客さんが乗り込んできました。
先ほど通った因島大橋を横目に、船は一路尾道を目指します。
尾道の旅客船ターミナルに到着しました。高速船は、非常に快適な乗り心地でした。
ちなみに、尾道の旅客船ターミナルはこのような感じ。瀬戸内の島々を表したパノラママップが置いてありました。
次回、しまなみ海道をリベンジする際は、高速船で瀬戸田まで行き、そこから今治を目指そうと思います。