銅像だらけの奇妙な公園、慈湖紀念雕塑公園と慈湖陵寝(蒋介石廟)【台北からふらっと小旅行】

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今回とりあげるのは、世にも奇妙な蒋介石の銅像ばかりを集めた慈湖紀念雕塑公園。これ全部、蒋介石の銅像なんです。こんな異様な公園、他にはありませんよね。台湾でもなかなかコアでディープな公園なので、万人にオススメできるわけではありませんが、奇妙奇天烈なものが好きな方には一番におすすめするスポットです。

今回は、その慈湖紀念雕塑公園と慈湖陵寝(蒋介石廟)、そして頭寮慈湖遊歩道をまとめてご紹介します。

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こちらが慈湖の入口です。でかでかとした蒋介石の像が、見学者を迎えてくれますよ。団体ツアーのバスが停まっていますね。おそらく大陸からのツアー客だろうと思われますが、こんな山奥の施設が結構な人気スポットになっていて、驚きです。

慈湖紀念雕塑公園

左手に、慈湖紀念雕塑公園が見えてきました。台湾全土から集められてきた蒋介石の銅像の群れです(笑)。

蒋介石の胸像がずらっと並べられた遊歩道。夜は絶対にここを歩きたくないですね。怖い(笑)。

極めつけがこれ。デカすぎ(笑)。今にも立ち上がって動き出しそうです(笑)。実物は非常に生々しいですよ。

慈湖陵寝

さて、歩を進めて、慈湖陵寝(蒋介石廟)へ向かいましょう。公園から蒋介石廟までは徒歩で10分ほど。静かな湖の畔を歩きます。この湖が、「慈湖」ですね。

廟が見えてきました。緑の中にひっそりと佇む、とても厳かな廟です。

廟の前では、ちょうど衛兵の交代式が行われていました。この交代式は毎正時に行われています。この時間帯は、交代式を見ようとする見学者で黒山の人だかりになります。

交代式が終わると、見学客が一斉に廟の中に入っていきます。ワイワイガヤガヤ、中国語が飛び交っています。この人の群れに巻き込まれる手は面倒なので、彼らが出てくるまで外で待っていました。5分ほどで皆帰っていくので、それらかゆっくりと静かになった廟の雰囲気を味わいます。

こちらが門の前でずっと立ちっぱなしの衛視さん。1時間、全く微動だにしません。視線も前方の一点を見つめたままです。

病の内部は回廊になっていて、左回りで見学できます。奥に見える部屋が、蒋介石の石棺が安置された部屋です。石棺室内部の撮影は禁止されていました。石棺室では、英霊に対して一礼をしましょう。とても厳粛な雰囲気が漂っていました。

頭寮慈湖遊歩道(頭寮生態歩道)

さて、慈湖から頭寮まで遊歩道を散策してみることにしました。およそ30分、マイナスイオンを浴びて歩きたいと思います。

元きた道を戻り、雕塑公園の端まで進むと、遊歩道へと続く門が見えてきました。門は施錠されていますが、その横に人が通れるだけのスペースが設けられています。

門を出ると車道にぶつかります。そこを横断し、正面の遊歩道を歩いてみましょう。

こちらがその遊歩道です。左側には小川が流れており、右側は鬱蒼とした木々。

しばらく歩くと、小川を横切ります。

この辺りは自然保護区にも指定されているようで、ところどころに解説のプレートが設置されています。

遊歩道の出口にたどり着きました。何やらモニュメントが置かれています。近くには「頭寮賓館」というバス停がありますので、そこでバスに乗って大渓バスターミナルへ戻りましょう。

詳しいアクセス方法についてはこちらの記事をご参照ください。


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