直島のアートアイランド化を主導してきたのは言うまでもなくベネッセホールディングスですが、そのベネッセが本拠地として構えているのがベネッセハウスです。そのコンセプトは、宿泊しながら直島とアートを堪能するというもので、美術館とホテルが融合したユニークな施設です。
この美術館部分は宿泊客以外にも開放されていて、鑑賞料1,030円を払えば、朝8時から夜21時までいつでもアート作品を鑑賞することが出来ます。オススメなのが開館直後の午前中か、もしくは夕方以降です。この時間帯は訪れる人もまばらなので、自分のペースでアート作品を独り占めできます。
ミュージアムは、直島の南端の小高い山上にあります。とても風光明媚なところなのですが、ここにたどり着くためには急な坂を登らなければなりません。レンタサイクルなら電動アシスト付きのものを借りたほうが正解です。
私が訪れたのは夜の8時過ぎ。 鑑賞者は私の他に1人のみ。本当にアート作品を独り占めているような感覚でした。個々の作品を掲載することが出来ないのが残念です。
庭園にもオブジェが飾られています。左側の建物が宿泊施設なのですが、庭園から室内が丸見えなのはいかがなものか……。しかし、次に来るときはここにも宿泊してみたいですね。料金は高めなのですが…