シェムリアップの夜は、ぜひナイトマーケットに出かけてみましょう。シェムリアップの中心街には、オールド・マーケットを核としてその周辺にいくつかのナイトマーケットが立地しています。ブランド品からバッタ物まで、ハンドメイド品からゲテモノ食品まで、夜のシェムリアップを彩るありとあらゆるものが揃っていますので、見て回るだけでもとても楽しいですよ。
こちらはオールド・マーケット。南国の新鮮なフルーツが山盛りで売られています。
八百屋さんのバックヤードです。あまり衛生的ではないのが、日本人には気になりますが……。
こちらは魚屋さん。トンレサップ湖で取れたと思われる魚介類が桶ごと置かれていました。
オールド・マーケット内には、衣料雑貨や時計・アクセサリー等を売る店もあります。様々な品物がところ狭しと並んでいて、見て回るだけでも楽しいです。
時計の陳列とか、とても色鮮やかで見ていて楽しいのですが……、なんか怪しい(笑)。本物かな?ニューバランスのスニーカーも日本の価格の3分の1程度で売られていましたが、明らかに粗雑な模造品でした(涙)。
さて、マーケットの外に出てパブストリートを歩いてみました。
この通りには、観光客向けのレストランやバーなどが多数軒を連ねています。何故かお客のほとんどが西洋人。彼ら向けにカスタマイズしてあるのでしょうか。私にとっては、ややアウェイな雰囲気でした。
パブストリートには、「ゲテモノ」料理を売る名物屋台も店を出しています。左の真っ黒なのがクモ、その隣がイナゴ?、そして蛹のようなものがあって、奥の赤いものがヘビです。さすがにこれを試してみようという気にはなりません。
さて、川を渡ってアートセンター・ナイトマーケットに行ってみましょう。カンボジアのお土産を買うのなら、ぜひ一度立ち寄りたいマーケットです。
こちらのナイトマーケットは、他のマーケットよりも、衣料品と工芸品に特化している印象があります。
例えばこちらのお店は、仏像やデバター像などを中心に取り扱っています。
でも、こんなのをおみやげに貰っても、正直困ってしまいますけどね……。
衣料品を扱うお店には、商品がうず高く積まれています。Tシャツやシルクのスカーフ、テーブルクロスなど様々なものがありました。これだけあれば、きっと気に入ったものが見つかりますね。
私は、友人用にランチョンマットとコースターのセットを購入しました。もちろんカンボジアで作られたハンドメイド品です。マーケット内の多くのお店が取り扱っている商品なのですが、お店によって言い値が異なり、15USDふっかけてきたところもあれば、8USDと言ってきたところもあります。なんですか、この差は!結局値切り交渉をして5USDで購入しました。
また、クメールシルクのネクタイセットも購入しました。ネクタイ、カフスボタン、ポケットチーフ、ネクタイピンがセットになっています。これもお店によって言い値がまちまちで、20USDと言ってきたお店もあれば、12USDという良心的なお店も。結局値切って、10USDポッキリに負けてもらいました。
東南アジア一般に言えることではありますが、おみやげを買う際はお店の言い値を鵜呑みにしてはいけませんね。複数の土産物屋をあたって、値切り交渉をすることです。すると、意外と簡単に値下げしてくれます。値切りをフル活用して、おみやげ物散策を楽しみましょう。