半年ほど前に行われたセブパシフィック航空の1ペソセールで、マニラ⇔ドバイ往復を諸税込みで3,500円弱という激安価格で購入しました。そのフライトに実際に搭乗してきましたので、その時の様子をレポートします。セブパシフィック航空の長距離フライトは、一体どのようなものなのでしょうか?!!!
▲マニラのニノイ・アキノ国際空港では、セブパシフィック航空は第3ターミナルを利用しています。チェックインカウンターは目的地ごとに別れており、出発時刻のおよそ3時間前からチェックイン手続きが始まります。
▲チェックイン開始直後にカウンターに行ってみましたが、すでに行列ができていました。ドバイ線は結構人気の路線のようです。
▲パスポートを提示しチェックインを済ませると、一般的な厚紙タイプの搭乗券が発行されます。
▲さて、出国審査の前にターミナル利用料支払いカウンターがあるので、こちらで550ペソ(約1,600円)を納めましょう。(追記:2015年2月1日以降に発券された航空券については、施設使用料が航空券代金と併せて徴収されるようになりましたので、こちらに立ち寄る必要はなくなりました。)
▲現金だけでなく、クレジットカードでの支払いも可能でした。搭乗券の裏面に、支払証明書が貼り付けられます。
▲さて、いよいよドバイ線の飛行機に搭乗します。今回利用するのは、セブ・パシフィックが長距離に飛ばしているA330です。
▲全席同一クラスでシートの配列は3-3-3。フルサービスキャリアのA330エコノミークラスの一般的な配列が2-4-2なので、1席多く詰め込んでいる格好です。エアアジアXと同様ですね。
▲シートはごくごくシンプル。ヘッドレストはなく、背もたれのみです。
▲セブ・パシフィックはLCCですので、もちろんパーソナルモニターなどの装備はありません。イヤホンジャックやドリンクホルダーすらなく、装備しているのはシートポケットとテーブルのみです。
▲シートポケットには、エチケット袋に安全のしおり、そして機内誌が入っていました。
▲足元のスペースは、一般的なエコノミークラスに比べると、やはり若干狭め。もう少しゆとりがほしいところですね。
▲離陸後は、いたって順調なフライトが続きました。およそ9時間の長丁場です。搭乗率はおよそ7割ですが、マニラ⇔ドバイ間にはセブパシフィック航空の他にもエミレーツ航空が2往復、フィリピン航空が1往復飛んでいますので、かなり需要があるのでしょうね。
▲パーソナルモニターが備え付けられていないので、手持ちの端末にダウンロードしておいた映画を鑑賞して時間を潰しました。
▲長時間のフライトなので、皆さんややお疲れの様子です。横3席の肘掛けを上に上げ、ベッドにして寝ている人もいました。
▲機内食は、離陸後と着陸前の2回配られますが、LCCですのでもちろん有料です。事前にウェブサイトでプレオーダーしておけば、当日その場で購入するよりもお得になります。今回は、搭乗前にターミナルで食事を済ませて離陸後の機内食は無しに、着陸前の機内食はサンドイッチをプレオーダーしておきました。これでおよそ800円。ちょっと高めですよね……
▲9時間のフライト、お疲れ様でした。ドバイ空港に到着です!
【所感】
フルサービスキャリアのフライトと比較すると、エンタメが無かったり、機内食が有料だったりと、注意が必要な点は有りましたが、総じてそこそこ快適なフライトでした。お値段を考えると、かなり利用価値が有ると思います。日本⇔マニラ間を別途自分で取らなければなりませんが、それを含めても、ドバイへの移動手段として選択肢に入れていいと思います。