トラベラーのみなさん、こんにちは。今回は、フィンランドはヘルシンキにあるヴァンター国際空港のプラザプレミアムラウンジをご紹介します。
プラザプレミアムラウンジといえば、アジアを中心に展開している有料空港ラウンジサービスですが、その評価は非常に高く、エアライン直営ラウンジに勝るとも劣らないサービスを提供しています。当プログでも度々各空港のプラザプレミアムラウンジを紹介してきましたし、プラザプレミアムラウンジを利用したことのある読者の方も多いと思います。
今回ご紹介するヘルシンキ・ヴァンター国際空港のプラザプレミアムラウンジも、期待に違わぬ充実したラウンジでした。そしてこのラウンジ、もちろんプライオリティパスと提携していて、プライオリティパス保持者はたとえエコノミークラス利用であってもラウンジを利用することができるんです!一体どんなラウンジなのか、レビューしてみます。
プラザプレミアムラウンジ@HELの場所・設備
プラザプレミアムラウンジは、ヴァンター国際空港の第2ターミナル制限エリアのシェンゲン県外便出発エリアにあります。日本からシェンゲン圏内への乗り継ぎの際には利用できませんが、シェンゲン圏内から日本への帰国の乗り継ぎの際には利用することができます。
プライオリティパスのサイトで公式にアナウンスされているサービスは上図のとおり。シャワーが使えるのが嬉しいですね。長時間のフライトの前にリフレッシュすることが出てきます。(ただし、プライオリティパス利用の場合はシャワーは有料となるとのことです。)
レセプションでチェックイン
プラザプレミアムラウンジは搭乗フロアからひとつ上の階にあります。受付でプライオリティパスと搭乗券を提示し、チェックインを済ませましょう。
エントランスすぐのところにはバーカウンターが設けられており、バーテンダーにお酒や飲み物をオーダーすることができます。(お酒の種類によっては別途料金が発生します。)大型のテレビが置かれていますが、フィンランドなのに中国の番組が放送されていました。このあたりはプラザプレミアムラウンジっぽい気がします。
ラウンジ内はプラザプレミアムラウンジそのもの
奥に進むとソファーが多数設置されています。ああ、この雰囲気はまさにプラザプレミアムラウンジ。プラザプレミアムラウンジ独特の内装が施されていて、安心感があります。
そして、プラザプレミアムラウンジ定番のブース席!このタイプのブーズ席はアジアのプラザプレミアムラウンジでしか見たことがないのですが、わざわざヘルシンキまで運んできたのでしょうか?プラザプレミアムラウンジユーザーの期待を裏切らない姿勢に脱帽です。
ダイニングも充実
ダイニングエリアはかなり広めに取られています。40~50席程度のキャパシティはあるように見受けられました。
ビュッフェには、どことなく中華な感じのホットミールが並んでいました。ヨーロッパの空港ラウンジではホットミールを提供しないところが多いのですが、それに比べるとプラザプレミアムラウンジは頑張っていると思います。
こちらはサラダやハム、チーズなどのコールドミール。野菜が豊富に取り揃えられていて、旅行中のビタミン不足解消にも一役買ってくれそうです。
気になったものを少しずつ撮ってきただけでこのボリューム。これだけいただければ十分満足できますよね。いずれの料理も比較的アジア人の口にあうような味付けで食べやすかったです。
おわりに
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港のプラザプレミアムラウンジは、アジアの同ラウンジのサービスをそっくりそのまま移植したようで、十分満足できるものでした。フィンランドから帰国する際、あるいはフィンエアーで帰国する際にはぜひ利用してみてください。ロングフライトの前のちょっとした安らぎを提供してくれると思います。
ラグジュアリー感:★★★☆☆
広さ・開放感 :★★★★☆
静寂性・雰囲気 :★★★★☆
食事内容 :★★★★☆
シャワー :あり(有料)