トラベラーのみなさん、こんにちは。皆さんは、南米に行かれたことはありますか?南米は、日本から見たらちょうど地球の反対側で、乗り継ぎは必至だし最短のスケジュールでも片道まる1日程度はかかってしまいます。そうそう気安く行ける場所ではありませんよね。
しかし、そんな南米ではありますが、いや、だからこそ空港ラウンジの充実度が気になってくるわけです。そこで今回は、南米ペルーの首都リマのホルヘ・チャベス国際空港にあるSUMAQ VIPラウンジをご紹介します。

SUMAQ VIPラウンジは、国際線出発エリアにあります。リマ空港には現在エアラインの自前ラウンジはなく、エアラインはSUMAQと提携してラウンジサービスを提供している形になります。今回は、アメリカン航空に搭乗するために、利用することになりました。

ラウンジ内部はかなり広めです。ソファーエリアは、写真に写っているものの3倍位のキャパシティがありました。ただ、フライトが重なるとかなり混雑するようです。

ビールやカクテルなどを楽しめるバーも併設されています。バーテンダーが2名いて、次々とオーダーをこなしていました。
食事はほどほど

こちらはダイニングエリア。比較的空いていました。

ビュッフェにおいてあったのは、フルーツや簡単なサラダ、そして簡単なおつまみ程度です。ホットミールには力を入れていないように見受けられました。その点は若干残念ですね。

特徴的だったのがこちら。搾りたての100%果汁のオレンジジュースを提供してくれるジュースサーバーです。ボタンを押すと上部からオレンジが転がり落ちて、それがローラーで潰されて中の果汁がコップに注ぎ込まれます。今までたくさんのラウンジを見てきましたが、こんなのが設置されているのは初めてだったので、楽しくなりました(笑)。

軽い食事でロングフライトに向け腹ごしらえ。なお、写真の紫色のドリンクは、紫トウモロコシを煮込んで作ったアンデスのジュース、チチャモラーダです。これもなかなか美味しいのでおすすめ。
仮眠やシャワーもOK!

SUMAQ VIPラウンジには、ナップゾーンもあります。5席ほど用意されていましたが、私が訪れた際にはいずれも埋まっていました。

もちろんシャワーもあります。シャワーは、利用の都度清掃が入っているようで、清潔でした。ハンドシャワーがないのが残念ですが、リフレッシュするのにはいいと思います。
おわりに
日本人がリマ国際空港を使うのは、その殆どがアメリカへフライトに搭乗するためだと思います。リマからアメリカまでは7~9時間はかかりますので、ロングフライトの前にぜひとも立ち寄っておきたいですね。
ラグジュアリー感:★★★☆☆
広さ・開放感 :★★★★☆
静寂性・雰囲気 :★★★★☆
食事内容 :★★★☆☆
シャワー :あり