トラベラーの皆さん、こんにちは。最近は需要の低下もあり、日本と韓国の間を飛ぶ韓国系LCCのチケットが値下がりしていることは、当ブログの読者の方であればご存知のことと思います。そんな中、韓国系LCCのジンエアーで成田→ソウル・インチョンを飛ぶ機会がありました。そこで今回は、そのフライトの様子をレポートします。
■搭乗便:ジンエアー LJ202便
■スケジュール:成田10:50発→ソウル・インチョン13:20着
■使用機材:B737-800
受託手荷物が基本無料!
ジンエアーは、成田空港の第1ターミナル北ウィングから出発します。親会社の大韓航空の所属するスカイチームのカウンターを間借りしているようです。チェックイン自体は非常にスムーズで、長時間並ぶこともなくサクサク進みました。
なお、チェックインの際には15kgまでの荷物は1個まで無料で預かってくれます。これは、どんなに安く入手したチケットでも適用されます。LCCでは、受託手荷物を基本有料としているところがほとんどですが、ジンエアーは基本無料が貫かれており、利用者にとっては大きなメリットだと思います。
シートは狭い
機材はB373-800。シート配列は3-3で、座席の青色が印象的です。
シート自体はごくありふれた印象。素材が革ではなくファブリックである点や、ヘッドレストが可動式である点など、他社LCCと異なるところもありますが、座り心地は大して変わりません。
足回りのスペースはやはりかなり狭くなっています。シートバックがせり出してくる感じがあり、かなり窮屈です。韓国までの短距離フライトなら耐えられますが、それ以上となるとかなりきついのではと思われます。
シートポケットには、計6点ものアイテムが入っていました。フルサービスキャリア並です。自社独自の機内誌まで制作している力の入れぶりです。
有料の機内食メニューもかなり充実しています。見開きで4ページ程度の分量がありました。これらすべてをいつでもオーダーできるわけではないようですが、LCCでホットミールがいただけるのはありがたいと思います。
無料で機内食サービスあり
なお、ジンエアーでは追加料金無しで軽食と飲物のサービスがあります。この点も、他社LCCとは一線を画するアドバンテージですね。
このときのメニューは、デニッシュにヨーグルト、それにチーズケーキバーでした。飲み物はミネラルウォーターのみ。選択することはできません。無料で提供される飲み物が水というのは、なかなか寂しいものがありますが、LCCで無料で提供されているのを鑑みて積極的に評価すべきでしょう。
おわりに
今回私は、以前購入したソウル発のチケットを利用するためにソウルへ向かう足としてジンエアーを使いました。諸税込みで片道7千円程度。この値段で受託手荷物無料&軽食付きなので、かなりコストパフォーマンスはいいと思います。
当ブログでは、たびたびソウル発の激安航空券をご紹介しています。ソウル発なので、いくら安くても購入を躊躇してしまう方がいらっしゃるかもしれません。しかし、ジンエアーのようなコスパ抜群のLCCを使えば、ソウル発の激安航空券のハードルも下がるのではないでしょうか。