フライトのルート検索にはOpenFlights!就航している路線・空港・都市・エアラインがすぐに見つかるぞ!

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 トラベラーの皆さん、こんにちは。

 皆さんは、海外旅行の航空チケットを手配するときはどのように路線を調べていますか?いきなり航空検索サイトで検索したりしていませんか?しかし、そういったサイトで表示されるルートは、実は一部に過ぎないんですよね。

 「あの空港には、どこの空港からのフライトがあるんだろう」とか、「この空港からの直行便はどこに飛んでいるんだろう」とか、「あのエアラインはどんな路線を開設しているのだろう」などなど、横断検索的な情報がほしいと思ったことはありませんか?

 今回は、そんな疑問に直接答えてくれるサイト”OpenFlights.org“をご紹介します。

 OpenFlights.orgは、航空会社やアライアンスにかかわらずに、就航路線を一括で検索してくれるサイトです。空港(都市)やエアラインを指定すれば、その空港から出ているフライトの目的地や、エアラインが就航している路線を視覚的・直感的に示してくれます。(なお、スマホでは機能を十分に活用できないのでパソコンでのご利用をお勧めします。)

 ブログ管理人はずいぶん前からお世話になっているサイトなのですが、日本ではまだまだ認知度が低いようで、こんな便利なサイトなのに非常にもったいないことをしていると忸怩たる思いです。そこで、OpenFlights.orgの手っ取り早い使い方をご紹介しちゃいます!

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空港(都市)から検索する

 まずは空港から検索する方法のご紹介です。OpenFlights.orgを使えば、例えば、日本からの直行便がない都市に行きたい際に、どこで乗り継げば良いのか、どんな航空会社を使えば良いのかなどをぱっと把握することが出来ます。今回はシェムリアップを例にしてご説明します。

▲右下にある検索窓に、調べたい空港名や都市名を入力します。今回は”Siem Reap”です。すると候補がいくつが出できますので、”Siem Reap International Airport”を選び、右横のSearchをクリックして検索します。


▲地図上に吹き出しが現れ、シェムリアップ空港の位置が示されました。今回はシェムリアップ空港との間に飛行機を飛ばしている空港をしらべたいので、吹き出しの右下にあるボタンをクリックしてみましょう。


▲すると、シェムリアップとの間に就航しているフライトのある空港が地図上に示されました。バンコクやホーチミンといったシェムリアップから近い都市に飛んでいるのは想像に難くありませんが、以外にも北京やインチョン、プサンなど比較的離れた都市にも直行便があることが分かりますね。


▲例えば、地図上でインチョンをクリックしてみます。すると再び吹き出しが現れ、”Flights: 4″と表示されました。これは、シェムリアップ⇔インチョン間で片道4便の設定があることを意味します。更に詳細を確認したい場合には、吹き出し右下のボタンをクリックしてみましょう。


▲地図の下に、設定されている4便の一覧表が表示されます。エアラインや区間マイル、飛行時間、機材、自主運航/共同運航などの情報が瞬時に把握できますね。これによると、4便のうち自主運航便は大韓航空とアシアナ航空の2便で、それぞれにデルタ航空とユナイテッド航空がコードシェアしていることが分かります。

エアラインから検索する

 続いて、航空会社の路線を検索する方法をご説明します。これは、特定のエアラインを利用してみたいときなど、そのエアラインがどこを飛んでいるのかを調べるのにとても便利です。今回はヴァージン・アメリカ航空を例にします。

▲先程の検索窓に”Virgin America”と入力してSearchをクリックしてみました。すると、ヴァージン・アメリカ航空が運航している路線が、地図上に示されます。

 これを見ると、ヴァージン・アメリカ航空が拠点としているのはサンフランシスコとロサンゼルスで、アメリカ東海岸やフロリダの他に、メキシコのリゾート地にも飛んでいることが分かりますね!


▲これらの路線の詳細を確認するために、ボタンをクリックしてみましょう。路線ごとの情報が表に表され、一目瞭然で分かります。


▲また、地図上の任意の空港をクリックしてみましよう。例えばラスベガス。すると、ヴァージン・アメリカ航空の運行路線のうち、ラスベガスに就航しているものに絞られて表示されます。ラスベガスからはサンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨークへのフライトがあることが直感的に分かります。

おわりに

 いかがですか?OpenFlights.org、とても便利でしょう?!路線が地図上に表示され、視覚的に大変わかりやすく作られているが素晴らしいと思います。

 ただ、一つ注意点もあります。それは最新の情報が反映されるのが遅いということ。このサイトで表示された路線が、実はすでに廃止されていたということも時々あります。したがって、その路線が本当に存在するのか、改めて航空会社サイト等で確認したほうが無難です。

 こういった不満点は、利用者が増えれば徐々に改善されていくものと思われます。みなさん、ぜひOpenFlights.orgで以外なルートを探し当てて、オリジナルな旅を計画してくださいね!

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