秘伝の味は台南だけ!肉そぼろが激ウマな度小月の担仔麺(ダンザイミェン)

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 トラベラーの皆さん、こんにちは。

 台湾と日本の間をLCCが複数飛ぶようになってからだいぶ経ちますが、そのせいか、台湾にどっぷりハマってしまった人が増えているようです。かく言う私もその一人で、格安チケットを探しては台湾に足を運ぶ癖がついてしまいました。

 そんな台湾リピーターの方々にとっては、台北だけじゃ物足りませんよね。そこで今回は、台湾随一の美食の街として知られる台南の名物の麺、 担仔麺(ダンザイミェン)をご紹介します。

 担仔麺で有名なのが、度小月(ドゥシャオユェ)というお店。こちらが本店で、台南駅からは徒歩15分ほどのところにあります。
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 なぜ本店に来たのかというと、それはここでしか味わえない秘伝の味があるからなのです!

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 お店に入ったら、真っ先に名物の担仔麺 をオーダーしましょう!他にもメニューはありますが、 担仔麺はマストです。度小月に来たのに担仔麺を食べないなんてありえません。

 中華料理には小吃(シャオチー)と呼ばれるジャンルがあります。小吃とは、通常の一食分の分量の半分ほどの小盛り料理のことで、台湾の人はそれらの中から自分の好きなものを2つ3つ選んで食べます。

 この担仔麺も小吃の一種で、小丼に麺とスープ、さらに牛肉のそぼろとモヤシ、ニンニク、エビ、パクチーがトッピングされます。


 度小月本店では、カウンターテーブルからは厨房の様子がよく見えます。

 担仔麺の味の決め手が、この牛肉そぼろ。長時間煮込まれたそぼろが絶品なのです。

 鍋が凄い事になっていますね!数十年毎日使い込まれているので、すっかり鍋に味が染み込んで、形まで変形しています。日本にもタレを継ぎ足し継ぎ足し使っている鰻屋さんがありますが、それと同じなのでしょうね。この鍋こそ隠し味なのでしょう。


 その激ウマそぼろを、麺の上にパッパッバッと独特のリズムで盛り付けます。凄い早業なので、ぜひこの盛り付けも目に焼き付けておきたいですね。


 出来上がりが運ばれてきました。丼の上には獅子を模したた可愛い蓋が載せられていました。


 蓋を取ると、そぼろとニンニクの香りがふわっと広がります。丼は小ぶりで手のひらサイズ。おやつ感覚で食べることもできる分量です。


 麺はツルツルシコシコ。モヤシの歯ごたえがいいアクセントになっています。
そぼろのコクがあっさり目のスープと程よく調和していて美味しく、おかわりを注文したくなります(笑)。

 美食の街と言われる台南の中でも、度小月の担仔麺は別格です。度小月は台北にも支店をいくつか出していますが、この秘伝の鍋の味を楽しめるのは、ここ台南の本店のみ。担仔麺だけのために台南にいく価値があると思います。

 台湾リピーターの方は、ぜひ台南で絶品の小吃を堪能してくださね!

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