台北には、まだまだ知られていない絶品の小籠包のお店があります。今回ご紹介するの「正好鮮肉小籠湯包」もそんなお店の一つ。ここの名物、ネギをふんだんに使った小籠包は、間違いなく絶品です!
「正好鮮肉小籠湯包」は、台湾の北東部の宜蘭(ギラン)市が発祥のお店です。現在のところ、宜蘭市に1店舗、台北市に1店舗の、2店舗体制で営業しています。
▲台北店は、台北市大安区の臨江街觀光夜市から路地を入ってすぐのところあります。営業時間は毎日夕方17時から深夜0時30分まで。夜市が開かれている時間帯に合わせた営業スタイルです。
▲このお店は新鮮なネギをたっぷり使った小籠包で有名で、店頭ではご自慢のネギをその場で細かく切っていました。
▲小籠包の皮に、新鮮なネギと肉のあんをたっぷり詰めて包んでいきます。まさに一つ一つが手作りで、その早業は職人芸ですね。
▲店内は狭く、15名分ほどしか座れません。私が訪れたのは21時ごろでしたが、殆どの席が埋まっていましした。一人で訪れたので、幸い自分の席は確保することができましたが。ちなみに、テイクアウトも受け付けてくれますので、座れなくかったとしても美味しい小籠包を食べられないことはないのでご安心ください。
このときは、お客さんの半分が台湾の方、残り半分が、その美味しさをを聞きつけた日本人観光客でした。台湾通の方々にとっては、正好鮮肉小籠湯包は結構有名なのかもしれませんね。
▲メニューはたったの3種類のみ。左から、湯包(小籠包のこと)、酸辣湯(サンラータン)、焼売(シュウマイ)となっています。残念ながら、今回の訪問では酸辣湯は売り切れてしまっていたため、小籠包を焼売をいただくことにしました。
▲オーダーして待つこと10分ほど。熱々の小籠包が蒸しあがってきました。見てください、このツヤ!皮は、中のあんがすけて見えるほどに薄く、これを見ているだけで涎が出てきてしまいそうです。美味しそう!
▲レンゲに載せて、小籠包の中を開いてみると……
おおおおっっっっ!!!!!
たっぷりの肉汁が!!!!ごリャたまりませんわ!!!
きざみ生姜とともに、酢醤油で頂きます。
一口噛んだだけで、中から肉汁がジュワッと溢れ出ます。
あああ、エクスタシー!!!
肉の旨味とネギの爽やかな香りが口いっぱいに広がり、かつネギのおかげでさっぱりとしているんです。これは本当に美味いです!あとを引く美味しさ!
今回は1皿しかオーダーしなかったのですが、あと2、3皿は平気でぺろりといけそうな感じでした。それくらい美味なんですよ!
▲もう一方の焼売もいただいてみます。うん、これもその辺のお店で頂くものとは一線を画す美味しさです。ただ、絶品の小籠包をいただいた後だと、感動に欠けてしまいました。それが唯一の欠点ですね、小籠包が美味すぎる。
正好鮮肉小籠湯包は、台北に行ったら絶対に食べておくべきです。マスト!こんなおいしい小籠包はなかなか巡り合えるものではありません。私は今度台北に行く際は、必ず裁縫しようと思っています。皆さんも、ぜひ訪れてみてくださいね。