ベトナムのハノイには、1泊5,000~7,000円というお手頃価格でありながら、満足度ほぼ100%という、とんでもないコストパフォーマンスのホテルがあります。それが、今回ご紹介する「オリエンタル・コンチネンタル・ホテル」です。
オリエンタル・コンチネンタル・ホテルは、ハノイの旧市街にあり、ハノイ観光には申し分のない立地。素晴らしいサービスも受けられるのに、お値段は1万円以下。とにかく凄いんです!ちょっと、トリップアドバイザーの口コミを覗いてみましょう。
▲なんじゃこりゃ~!!!満点の五つ星、さらに口コミのほとんどが「とても良い」と評価しています。こんなの、見たことがありません!!!3,111件の口コミのうち、「良い」以下はたったの203件。「サクラかよ?」とツッコミを入れたくなる有様ですが、実際に泊まってみたところ……
うなぎの寝床?
▲こちらがオリエンタル・セントラル・ホテルのエントランス。なんと間口が3mくらいしかありません!写真の両脇はもうお隣なんです。エエエェェェ……。いくら旧市街で土地がないからと言っても、これ、狭すぎやしませんかねぇ……。こんなホテルで本当に快適なステイができるのか、不安になりますね。
▲ロビーに入ってみました。はは~ん、間口は狭いけれど、奥行きが結構ありますね。まるでうなぎの寝床のようなホテルなんですね。白を基調としたハイセンスな内装で、ホテル周辺の騒々しい旧市街の雰囲気とは隔絶された落ち着いた空間です。
▲さて、カウンターでチェックインをしようとすると、ソファに腰掛けるように薦められました。すると、ウェルカムドリンクとフルーツのサービスが!ライチにランブータン、メロン、パイナップル!!!ウェルカムサービスでこんなにもたくさんのフルーツが頂けるなんて、うれしいですよね。この瞬間、「このホテルは当たりだ」と確信しました。
対応していただいた女性のスタッフも非常にアテンティブで、ハノイでの道の渡り方(ハノイは車優先の社会で、歩行者側が注意を払う必要があります)や、物売りのボッタクリに合わない方法(買う気がないものには触らない、物売りと目を合わせない)などを簡単にレクチャーしてくれました。
ときめくような可愛らしい部屋に興奮!
▲こちらが今回アサインされたお部屋です。1泊6,000円ほどでした。手頃なお値段なのに、結構広めで十分なゆとりがあるのがうれしいですね。テーブルには、またフルーツが。
▲さらに、ベッドには花びらのデコレーションが施されていました。こんな演出、カップルにはうれしいですよね。(私は一人旅ですが。)
▲ベッド正面には液晶テレビやドレッシングテーブル、クローゼットなどがありました。
▲バスルームもかなりきれいです。シャワーは、レインシャワーとハンドシャワーの2タイプが備わっていて、水圧も十分。お湯も、ほとんど待たずに出てきます。
▲洗面台わきに置かれたカップは、なんと陶器!底には”Bat Tran”と書かれていました。これは、かの有名なバッチャン村の陶器ではありませんか!バッチャン村とはハノイ近郊の陶器の里として知られている村で、ハノイから村を巡るツアーもでているくらい、この村の陶器は有名なんです。そのバッチャン村の陶器を、うがい用のカップに使っちゃうなんて、贅沢だこと!
朝食が美味い!
▲翌朝の朝食は、1階のレストランでいただきました。奥の背もたれの高い椅子が、コロニアルな雰囲気を醸し出していますね。
▲朝食はビュッフェスタイルになっています。メニューも豊富で、どれをいただこうか迷ってしまいますね。
▲ということで、気になったものをとってきてしまいました。ベトナムはかつてフランスの植民地だったので、パンが結構美味しいんですよね。それにフルーツも新鮮で、朝からビタミンを補給できます。
▲そして、ベトナムと言ったら、フォーを忘れてはいけません。ライチを贅沢に絞って、お好みでヌクマムを垂らして召し上がれ!
高評価の口コミに納得
オリエンタル・セントラル・ホテルは、口コミ通り素晴らしいホテルでした。宿泊者のほとんどが5段階評価で5をつけるのもうなずけます。ハノイにはヒル●ンやシェ●トン、インター●ンチネンタルなど、世界の名だたるホテルブランドがホテルを構えていますが、それらを差し置いて、次回ハノイに来るときもこのオリエンタル・セントラル・ホテルに泊まろうと思います。