予約しなくていいの?ダヴィデ像を快適に見る裏技をご紹介!@フィレンツェ・アカデミア美術館

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美術の教科書に必ず載っているダヴィデ像。ルネサンスの巨匠ミケランジェロの最高傑作として有名ですよね。ダヴィデ像の現物は、イタリアはフィレンツェのアカデミア美術館に所蔵されています。そのため、この美術館には、ダヴィデ像を一目見ようと世界各国から多くの人が訪れます。

ということは、アカデミア美術館は一年中激混みだということですね。インターネットでは、「訪問時間を予約して行ったほうが良い」とか「ツアーに申し込んでいかないと無理」などと、様々なアドバイスがあります。でもこれって、勝手気ままな個人旅行者にはなかなかハードルが高いですよね。

しかし実は、事前予約やツアーへの参加することなく、それらよりも遥かにスムーズに入場&鑑賞できる裏技があるんです!この個人旅行者向けのとっておきの裏技を今回はご紹介してみます。

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ズバリ、開館直後をねらえ!

▲その裏技は、ズバリ、開館直後の時間帯を狙うことです。アカデミア美術館は、毎朝8:15に開館します。その開館直後の入場を狙うんです。アカデミア美術館には、当日券専用の入口と、そこから数メートル離れたところに、予約客と団体客用の入り口があります。8時頃に当日券専用の入口に行ってみたところ、まだ10人も並んでいないではないですか!これだと、開館したらすぐに入場できますね。

▲一方その反対側の予約客及び団体客専用の入口には、長い行列ができていました。当日券の列よりも人数が遥かに多いですよね。せっかく予約チケットを事前に購入していたとしても、結局並ぶことになってしまうのですから、予約チケットってあまり意味が無いかも……

チケット購入の後、保安検査あり

▲さてさて、当日券売り場の行列が少なかったので、開館と同時に当日券を購入することができました。一人8EURです。(一方、時間指定の予約チケットでは、入場料の他に予約手数料4EURがかかります。その意味でも当日券のほうがお得です。)

▲ギャラリーに入るには保安検査を受けなければなりません。ヨーロッパの文化施設では、保安検査を実施するところが増えましたよね。鞄の中を見せたり、金属探知機をくぐったりとなかなか面倒ではありますが、はぱっと済ませましょう。ちなみに、ハンドバッグよりも大きな荷物は場内に持ち込むことができませんので、ロッカーに預ける必要があります。

ダヴィデ像のギャラリーは激混み!

▲さて、入場したら真っ先にダヴィデ像の置かれたギャラリーに行ってみましょう!最初にダヴィデ像を鑑賞してから、その後、ゆっくりと他の作品を鑑賞するのをお勧めします。というのも、時間が立つに連れて入場者がますます増えるので、ダヴィデ像は早い時間帯のほうがまだマシなのです。

▲それにしても、凄まじい混み具合ですね。人の波をかき分けて進んできました。ダヴィデ像にたどり着くまであと少し。

▲やっとダヴィデ像にたどり着きました!像は、下から見上げるとその迫力に度肝を抜かれます。生々しい存在感、そして今にも動き出しそうな躍動感!これが硬い大理石でできているなんて信じられません。恐るべし、ミケランジェロ!!!

▲などと感動しつつ、テレビや図版などでは見ることができない裏側に回ってみました。あれっ、意外と背中側はあっさりめ?正面に比べると、ちょっと手抜き?

ダヴィデ像以外は混まない!

▲お目当てのダヴィデ像をたっぷり鑑賞したら、その他のギャラリーを巡ってみましょう。ダヴィデ像エリア以外は比較的空いているので、ゆっくりと鑑賞できます。彫刻エリアに置かれた作品は、ダヴィデ像に負けず劣らず見ごたえのあるものばかりです。

▲2階には、祭壇画を集めたギャラリーもあります。こちらはほとんど人がおらず、静かでのんびりと鑑賞することができます。個人的におすすめのスポットです。

ミュージアムショップの人気商品はハート目!?

▲帰り際に、ミュージアムショップに立ち寄ってみましょう。ここでしか手に入らないお土産が結構ありますよ。

▲人気のお土産は、やはりダヴィデ像のレプリカなのだとか。でも、小さいレプリカだと迫力が半減してしまいますね。

▲一方、こちらはダヴィデ像の右目の原寸大のレプリカ。なんと、瞳がハート型になっているんです(原物もハート型です)!これ、ちょっと気になりますよね。

やはり開館直後で正解だった

▲さて、美術館を出てみると、行列が凄まじいことになっていました。何でしょう、この人だかりは!まるで今にでも暴動でも起こりそうでした(笑)。こんなのを見ちゃうと、やはり開館直後に来て正解だったと改めて思うわけであります、ハイ。

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