台湾に来たら、名物の足つぼマッサージは外せませんよね。私も台湾を訪れるたびに、足つぼマッサージを受けています。あの痛気持ちよさ、クセになってしまいます。
台湾にはいたるところにマッサージ屋さんがありますが、どうやらその料金はアバウトで、表示料金からの値切りがOKのようなのです。そこで今回は、台湾のマッサージ屋さんでの値切り方をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
台北有数の繁華街である西門町をぶらぶら歩いていたら、「足體養生館」なるマッサージ屋さんの前を通りかかりました。台北最後の夜だし、ここで足つぼマッサージを受けてみようか、ということで入店しました。
マッサージのメニューがこちら。15分の頭/肩/首のマッサージで200TWDというものてから、 130分の「足裏+全身+エッセンシャルオイルの足湯」で1,500TWDというものまで、様々なメニューが用意されています。
「どれにしようかな~」と迷いつつ、財布の中身を確認したら、持ち金が900TWD弱しかないではありませんか!「明日早朝帰国予定だから空港までの移動や諸々を考えて200TWDは手元に残しておきたい。800TWDのコースは無理だな。500TWDのコースにしよう」などと思案し、500TWDのコースにすることに決心しました。
お店のスタッフに「500TWDのコースにする」と申し出たところ、スタッフは片言の日本語で「800TWDのなら70分できて上半身マッサージよ」としきりに一つ上のコースを進めてくるのです。私以外の客にも同様の案内をしていましたし、過去に訪れた他のマッサージ店でも同様でしたので、この一つ上のコースをすすめるという営業手法はパターン化していると思われます。
800TWDのコースをおすすめされても、そんな余裕ないんですよ。そこで正直に「お金ない」と言ってみました。するとスタッフは「800TWDを700TWDにするよ!どう?」とあっさりまけてきたのです。えっ、そんな簡単に料金まけちゃっていいの、と驚きつつも、700TWDで合意。結局は、800TWDのコースを700TWDに負けてもらうことに成功しました。
マッサージの料金なんて、アバウトなんですかね?こんな簡単にまけてもらえるなら、利用客としては値引き交渉ありとして望むべきだと思います。そこで、マッサージ店での値切り交渉のポイントをまとめてみました。
1. お目当てのコースより一つ下のコースを最初に言うまずは、とりあえずお目当てのコースよりワンランク下のコースを申し出てみましょう。するとスタッフは、必ずと言っていいほど一つ上のコース(=お目当てのコース)を薦めてきます。
2. 「お金がない」と言ってみる一つ上のコースを薦められたら、「お金がなくてこのコースは無理」だと言ってみてください。きっとスタッフは、表示料金より安い値段を提示してくるはずです。それに納得できれば、その値段でぱっと合意しましょう。
このやり方で確実に値切れるわけではありませんが、かなりの確率で値切りに成功すると思います。こういうやり取りも、台湾旅行の楽しみの一つですよね。
▲さて、私が受けた800TWDのコース、初めはエッセンシャルオイルの入った足湯からスタートです。人はより若干温かいお湯に15分ほど足を浸し、足の血行を良くしていきます。足湯をしている間は、上半身のマッサージが同時並行して行われます。体の節々の凝りが取れて、夢見心地です。
▲続いて一時間弱の足つぼマッサージ。足裏から脛まで、ありとあらゆるツボを押していきます。傷みが強烈なときは「トン」と言うと、優しくしてくれますよ。逆に痛くないときは「プートン」と言いましょう。
70分のマッサージはとても気持ちのよいものでした。あまりの気持ちよさに、途中ウトウトしてしまうことも。台北に行ったら、またマッサージに行きたいなぁと思うのでありました。