あれは2ヶ月ほど前のこと。石川県の小松空港出発の台北往復エバー航空便が、コミコミで6,450円というトンデモナイ激安チケットが航空券予約サイト「サプライス」で売り出されました。このチケットの詳細については、以下のリンクの当ブログ記事をご参照ください。
このチケットを見つけた瞬間、反射的に即買いしてしまったこの私、この度実際に6,450円で小松⇔台北桃園を飛んできました。今回はその時のレポートをしてみます。
◆搭乗便: エバー航空BR157
◆スケジュール: 小松19:30発→台北桃園21:50着
◆機材: A321-200
搭乗手続きがスムーズ!
▲私が小松空港に着いたのは、出発の1時間半ほど前でした。チェックインをしようとエバー航空のカウンターに赴いてみたところ、ガラガラ。大半の乗客は既にチェックインを済ませてしまっていたようでした。そのため待ち時間もなく、非常にスムーズにチェックインが完了しました。大空港だと行列に並ぶことは必須なので、そういった意味では地方空港は便利ですね。搭乗手続き開始後しばらく経った頃を狙ってみると良いかもしれません。
▲保安検査場もご覧の通り。写真に写っている二人は見送りの人で、このとき保安検査を受けたのは私一人のみ。羽田や成田で保安検査で待たされることに慣れていた私、拍子抜けしてしまいました。
▲いよいよ搭乗開始です。さすがにゲート前には行列ができますよね(笑)。
▲搭乗率は結構高めで、7~8割ほどの席が埋まっていたようでした。小松⇔台北線は結構人気がある様子。小松にあの大企業があるためか、ビジネス客らしき人も見受けられました。
設備はまずまず。ただし不満も
▲さてさて、エコノミークラスのシートをチェックしてみましょう。なんと、シートのファブリックの柄が、一つ一つ違うんです!エバー航空、変なところにお金をかけてますね(笑)。LCCならこんなことは絶対にせず、コストカットするわけですが、流石はフルサービスキャリアのエバー航空、余裕があります。こういうの嫌いじゃないです。
▲ただ、シート自体の機能としては、LCCのそれと全く変わりません。パーソナルモニターがなく、また電源も装備していないのは大変残念です。布の柄に気を使うよりも、こっちにコストを掛けと欲しかった……
▲アメニティは、予めピローとイヤフォンがそれぞれの座席にセットされていました。この他、希望者にはもちろんブランケットの貸出も(無料で)あります。LCCならこれらは有料になってしまうところですね。
▲シートポケットには、安全のしおりやドリンクメニュー、機内誌、機内免税品カタログなどが入っていました。
▲実際に座ってみました。足回りのスペースは、やはりLCCよりはゆとりがあります。座っている人が席を立たずとも、窓側の人が通路に出られるくらいのスペースは有りました。
▲パーソナルモニターはありませんが、オーディオ設備は設けられています。20~30ほどのチャンネルが用意されていました。
▲離陸直前、天井から液晶モニターが下りてきて、非常時の安全説明ビデオの上映がは始まりました。またフライト中はこのモニターで映画が上映されていました。(オンデマンドではありません。)
台湾風の機内食、美味い!
▲離陸後しばらくすると機内食タイムになります。メニューは一種類のみで、選択の自由はありません。この便で提供されたのは、台湾風の味付けのビーフンでした。八角が程よく効いていて、台湾料理が好きな私にとってはまさにご褒美!ぺろりといただきました。
▲現地時間の午後10時頃、桃園国際空港に到着しました。機材は沖止めで、ターミナルへはバスでの移動となりました。こうして見ると、A321はA320と比べるとやはり大きいですね。LCCのようにギチギチに詰め込んだ機材ではないため、心理的にも大分楽に感じられました。