6月28日、日本⇔ハワイ間に、LCCとしては初めてになるエアアジアXが就航しました。この便の就航により、日本⇔ハワイ間の料金がそれまでの相場の半額程度に抑えれるようになり、大注目を集めています。
LCCには目がない当ブログ管理人は、28日の初便に搭乗してきました。LCCによるハワイ路線、一体どんなフライトだったのでしょうか。
■搭乗便: エアアジアX D7001便
■スケジュール: 大阪関空23:25発→ホノルル12:30
■使用機材: A330-300
▲搭乗手続きは、出発時刻の3時間前の20:25開始です。時間に余裕を持ってチェックインカウンターに行ってみたのですが、初便ということもあってか、すでに長蛇の列ができていました。
▲エアアジアXのハワイ路線への就航のアナウンスがあり、チェックインが始まりました。チェックイン自体は他のエアラインと殆ど変わりません。ただ、機内持ち込み手荷物の重さ(合計7kgまで)はきちんとチェックされました。このあたり、以前はさほど厳しくなかったのですが、最近は徹底しているようです。
▲さて、搭乗ゲートに赴いてみると報道陣でごった返していて、各放送局の取材陣が手当たり次第に乗客にインタビューしていました。しかし、なぜ私のところにはインタビューに来ないの?30半ばのオッサンには興味ないってことなの?プンプン!
▲しばらくすると、テープカットのセレモニーが行われました。中央の女性がエアアジアXの会長タン・スリ・ラフィダ・アジズ(Tan Sri Rafidah Aziz)氏、左の青いパンツの男性がエアアジアXのCEOベンヤミン・イスマイル氏、そして右のジャケットの男性が関空の責任者のグレゴリー・ジャメ氏です。
▲搭乗開始。ゲートの前では、会長自らが記念品を配ってくれました。
▲今回頂いたプレゼントの中身です。左下のキャラクターは何なのだろうか……
▲キャビンは、いつもどおりでした。ハワイアンらしい演出があれば素敵なのに。使用機材はA330-300。この機材はレガシーキャリアのエコノミークラスでは2-4-2という配列が一般的ですが、エアアジアXでは3-3-3となっており、横に1席分詰め込んでいます。
▲エコノミークラスのシートは、通常のレガシーキャリアに比べると一回り狭いかな?という印象です。上で述べたように横に1席詰め込んでいるため、1席あたりの横幅が狭めに感じますし、また膝周りのスペースもご覧の通り狭めです。ただ、狭いと言ってもLCCの短距離便で使われるA320のシートと比べると、だいぶマシだと思います。私はフライト中は殆ど寝ていたので、シートについては大して不満を感じずに済みました。
▲いよいよ出発です。非常時のデモンストレーションが行われます。が、な、な、なんとCAさんが皆、ハワイアンな髪飾りをしているではありませんか!これ、イイネ!
▲さらに、フライト中には記念品としてハワイアンなポストカードとパイナップルタルトが配られました。普通のエアアジアXのフライトでは、こんなサービス絶対にないのに!(このサービスが初便限定のものか、それとも今後も行われるのかは不明です。)
▲今回の初便のフライトは、ほぼ満席でした。そのうち、9割が大阪から搭乗した日本人で、残りがクアラルンプールから大阪経由でホノルルまで行くマレーシア人などという構成で、やはり日本人率がたかいですね。それだけ日本人がハワイ好きだということだと思われます。
▲深夜からの7時間半のフライトを経てようやくオアフ島に到着しました。なんですか、この海と空の色は!天国かよ!
▲飛行機を降りると、一人ずつ頭からレイをかけてくれました。このレイ、生花なんです!甘い香りがハワイア~ン!
▲生バンドがお出迎えしてくれて、サイコー!
エアアジアXの大阪⇔ホノルル路線は、同社が提供するフライトの中でも最も幸福感に満ちた乗りごたえのある路線だと思います。大大大満足なフライトでした。以前は、ハワイに行くとなると費用的に身構えてしまいましたが、エアアジアXだと通常時の価格で往復で3万5千円前後。ハワイがますます身近になりました。沖縄に行くのと同じ感覚で、ハワイに行けるようになったのはまさにエポックメイキングな出来事です。これを期に、さくっとハワイに行っちゃいましょう!