ライン川絶景をゴンドラリフトで!ワインも楽しめるリューデスハイム~ニーダーヴァルト~アスマンスハウゼンのハイキング!

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ドイツのフランクフルトからライン川沿いに電車で30分ほど行ったところは、ラインガウ地域と呼ばれています。この地域は、リースリング種という白ワインに使われるぶどうの生産が盛んで、昔からワインの一大生産地として名を馳せてきました。

今回は、そのラインガウ地域の中でも観光客に特に人気のあるリューデスハイムからゴンドラリフトに乗り、ニーダーヴァルトと呼ばれる森をプチハイキングし、アスマンスハウゼンに至るルートをご紹介します。見どころは、圧倒的なぶどう畑と雄大なライン川の流れ、そして木漏れ日あふれるドイツの森の散策です。管理人イチオシの観光スポットなので、ライン川を訪れる際はぜひぜひトライしてみてください。

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▲今回のルートはこちら(クリックすると拡大できます)。右端のリューデスハイムからゴンドラリフトに乗り、ぶどう畑を眼下に見ながらニーダーヴァルトまで登ります。ニーダーヴァルト記念碑からライン川の絶景を堪能し、森林遊歩道を1時間ほどハイキング。そして、チェアリフトを使ってアスマンスハウゼンまで下ります。トータルでは2~3時間の行程です。(⇒マップはこちらからダウンロード

リューデスハイムのゴンドラリフト

▲早速、リューデスハイムのゴンドラリフトに乗りましょう!ゴンドラリフト乗り場は街の中心部にあり、リューデスハイムの駅から徒歩10分ほどです。料金は片道5ユーロ、往復7ユーロですが、今回はアスマンスハウゼンまで行くので、ゴンドラリフトとチェアリフトのコンビチケット(7ユーロ)を購入しました。運行時間や料金の詳細はこちらのページでご確認ください。

▲4人乗りの可愛らしいゴンドラに乗り込みます。ガラスなどはなく、開放感抜群です!というか、ちょっと心もとないかも(笑)。

▲ゴンドラリフトは、リューデスハイムのぶどう畑の上をゆっくりと登っていきます。奥に見えるのはライン川、更にその奥は対岸のビンゲンの街です。

▲チケット売り場の前で売っていたソフトクリームをいただきました。これが濃厚で結構美味しいんです。おすすめです。

▲さらに、チケット売り場では「ゼクト」と呼ばれるスパークリングワインも販売しています。もちろんリューデスハイムのぶどうで作られたものです。ゴンドラリフトのロゴの入ったワイングラスは、記念として持ち帰ることができます。雄大な景色を眺めながら頂くゼクトは、最高の味でした。

▲15分ほどでニーダーヴァルトの下り場に到着です。ゴンドラリフトを降りるのが本当に名残惜しくなるほど素敵な時間でした。

ニーダーヴァルトの森をハイキング

▲ゴンドラリフトを降りると、ライン川の絶景を見下ろすモノプテロスが建っていました。個々からの長めも素晴らしいのですが、ニーダーヴァルト記念碑を目指して5分ほど歩きました。

▲こちらがニーダーヴァルト記念碑です。デカイっすねぇ。この像は、普仏戦争でのプロイセンの勝利とドイツ帝国の発足を記念して作られたのだそうです。

▲ニーダーヴァルト記念碑からの眺めがこちら。訪問時はライン川が増水しており、中洲の木々は頭しか見えません。日本だと「はん濫警戒情報」が出そうな状況なんですが……

▲さて、森林遊歩道を歩いて、アスマンスハウゼンを目指しましょう。アスマンスハウゼンのチェアリフト乗り場までは、ゆっくり歩いても1時間ほどです。遊歩道の両側は、典型的なドイツの森になっています。木々が鬱蒼と生い茂っているわけではなく、適度に木漏れ日が降り注ぎ、本当に気持ちのいい散策でした。

▲途中に数ヶ所、見晴らし台が設けられています。見晴らし台からは、ライン川の中洲に建てられた「ねずみの塔」が見えました。増水で大変なことになっていますね。今にも流されそう……

▲また、このような使用目的がよくわからないトンネルもありました。中に入ってみると……

▲こんな感じです。10mほどのトンネルで、反対側から地上に出ます。本当にそれだけ。うーん、意味不明なアトラクション……

▲アスマンスハウゼンのチェアリフト乗り場の近くには、鹿が放し飼いされていました。奈良や宮島などにいる鹿よりかは幾分小柄ですね。お母さん、鹿が嫌がってますよ!

チェアリフトでアスマンスハウゼンへ

▲チェアリフトに乗ってアスマンスハウゼンへ向かいます!「なんだ、スキー場のリフトみたいなもんか」とたかをくくっていたら……

▲ヤバいっす!怖いっす!いきなりこんな絶景になるんですよ!手に汗握っちゃいますよ!

▲ワンちゃん、大人しく乗っているけど怖くないのかな……

▲アスマンスハウゼンのぶどう畑越しに、対岸のラインシュタイン城も見ることができました。

▲可愛らしい家々が立ち並ぶアスマンスハウゼンの村までもうすぐです。

▲アスマンスハウゼンは、ワインの村。ドイツワインとしては珍しく、主に赤ワインを生産しています。毎年初夏に開催されるワイン祭り”Assmannshausen in Rot“では、世界各地から訪れるワイン通で村が溢れかえるのだとか。ワイナリーや、当地のワインを提供するオーベルジュもあり、木組みの家々が建ち並ぶ、なんとも愛おしい村です。

▲さて、無人のアスマンスハウゼン駅から電車に乗り、出発地のリューデスハイムに戻りましょう。たった一駅、5kmほどの乗車です。またタイミングがあえば、ライン川のクルーズ船に乗ってリューデスハイムに戻ることもできます。
リューデスハイムゴンドラリフト

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