手付かずの自然が残る奄美大島では、さまざまなネイチャーツアーが催されています。ダイビングやスノーケリングが人気ではありますが、私が一番におすすめしたいのは、カヌーによるマングローブ林のツアーです。奄美の自然を直に感じることができるだけでなく、時間がゆっくりと流れリラックスもでき、大変充実したひとときを過ごせます。今回はアイランドサービスのカヌーツアーに参加してみました。
▲今回はアイランドサービス主催のマングローブカヌーツアーに参加しました。ツアーの集合場所は、住用町のマングローブ林のすぐそばにある「マングローブ発着場」(⇒GoogleMaps)です。数台分の駐車スペースもあり、レンタカーで直接アクセスすることも可能です。ツアーによっては、ホテルまでの送迎がつく場合もあります。
▲参加者全員にパドルとライフジャケットが配られ、カヌーの漕ぎ方についての簡単な講習があります。私、カヌーに乗るのは初めてですが、これならなんとかなりそうです。ライフジャケットもありますし。
▲講習が終わると、早速カヌーに搭乗します。ドキドキワクワク、ちょっと緊張。
▲水は驚くほど綺麗で、かつ適度に冷たく心地よいですね。ツアーではサンダルも貸し出してくれますので、サンダルを借りて積極的に水の中に入ったほうが、よりいっそう楽しめます。
▲なんとかバランスを保ちつつ、カヌーに乗り込みました!
▲皆さんもどうにか乗船が完了し、ガイドさんの後に続いて下流のマングローブ林を目指します。ゆったり、のんびりとした時間が流れます。
▲しばらくカヌーをこぐと、次第に岸辺の植物が変わっていきました。おお、これがマングローブの根っこですね!こんなに間近に見るのは初めてです。
▲カヌーを漕ぐこと30分ほどで、マングローブ林の最先端部の干潟に到着しました。カヌーをおりて、干潟を歩きます。
▲ここがマングローブの最先端。まだ背の低い木々が頑張っています。
▲落ちていたヒルギの種を干潟に植えてきました。無事根付くといいなぁ。
▲この他、干潟の上ではたくさんの生き物を観察できます。こちらはオサガニ。拳くらいの大きさがあり、結構デカイです。
▲こちらはハクセンシオマネキの雄。立派な蟹爪ですね。干潟にはハクセンシオマネキはあたり一面にいるのですが、人が近づくと一斉に巣穴の中に入ってしまうので、間近で観察するには根気がいります。穴から出てくるのをずっと待つしかないのですから。
▲マングローブカヌーツアーは、およそ2時間という短めのツアーになっていますが、非常に充実した時間でした。奄美のオススメアクティビティとしては真っ先に挙げたいと思います。皆さんもぜひぜひ参加してみてくださいね。
⇒奄美大島マングローブカヌーツアー
【カヌーツアを楽しむためのポイント】
- 満潮の前後の時間帯がオススメ。
- 曇りの日が良い。晴れると暑すぎる。
- 日焼け対策は行ったほうが良い。
- カヌーが転覆することは殆どないが、水しぶきで濡れることもあるので、タオルを用意して汚れても良い服装で。