台北の饒河街観光夜市で胡椒餅と生煎包を食べ比べ!シメは仙草ゼリーで体快調!

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台湾旅行の最大の楽しみの一つが夜市ですよね。各都市にそれぞれ代表的な夜市がありますが、今回は台北でも士林夜市と並んで有数の規模を誇る「饒河街観光夜市」をご紹介します。特に、この夜市は食べ歩きするのにはもってこいなので、管理人のおすすめを幾つかピックアップしてみます。

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▲饒河街観光夜市は、台北の西部の松山エリアにあり、台鉄松山駅やMRT松山線の松山駅からは徒歩1~2分。特に2014年にMRT松山線が開通してからは、饒河街観光夜市へは格段にアクセスしやすくなりました。夜市は松山慈祐宮という豪華絢爛な廟の前の通りに、東西に500mに渡って伸びています。

名物の福州世祖胡椒餅を食す

▲夜市の入口付近には、常時30名ほどの行列ができています。これは一体何の行列なのでしょうか?

▲そう、これがかの有名な「福州世祖胡椒餅」の屋台です!胡椒餅とは、黒胡椒をたっぷりきかせた豚肉とネギを生地で包んで焼いたもので、焼いた肉まんのようなものです。台北市内には系列の屋台や店舗が何店かあるようですが、どこでも行列ができる人気ぶりです。

▲福州世祖胡椒餅では出来合いのものを売っているのではなく、その場で実際に生地を練り、あんを包み、釜で焼いています。手作り&出来たてにこだわる姿勢がすごい!

▲焼き方も独特です。インドのナンを焼くときのように、釜の内側に貼り付けて焼くんですね。火は、なんと本物の炭火を使っています。じっくりと焼きあがる胡椒餅の香ばしさといったら……思い出しただけでもよだれが出ます。

▲焼き上がりに時間がかかるため行列ができてしまうのですが、意外とサクサク進んでいくためさほど待たずにゲットできます。1個50元(約170円)なり。ゴマがまぶされた香ばしいパリパリの生地と、ジューシーな豚肉の相性が最高で、やはり並んででも食べる価値はありますよ。

隠れた名店、榮生煎包

▲さて、胡椒餅と並んで食べておきたい絶品屋台料理をご紹介します。夜市の中ほどにある「榮生煎包」です。こちらの屋台は、生煎饅頭という蒸し焼き肉まんのお店で、福州世祖胡椒餅とは対照的に家族経営で夫婦二人で切り盛りしています。まださほど有名でもないので、行列はできていませんが、ふらっと立ち寄って食べてみたら、これがびっくりするほど美味しいんです。

▲榮生煎包でも手作り&出来立てにこだわっており、その場で生地ねから焼きに至る全ての工程を行っています。こちらでは、窯はなく、油をひいた鉄板で饅頭を蒸し焼きにします。ジューッという音が食欲をそそります。

▲生地の上半分はモチモチ、下半分はカリカリで肉汁たっぷりの餡と一緒に頬張ると、得も言われぬ美味しさが口いっぱいに広がります。個人的には、胡椒餅よりもこちらに軍配を上げたいくらいです。1個12元(約40円)という良心的な価格設定にも脱帽です。

丹芳仙草の仙草ゼリーで体快調

▲饒河街観光夜市のシメのデザートには、丹芳仙草の仙草ゼリーを頂きましょう。仙草とは漢方にも使われる薬草の一種で、干した葉を煮だした真っ黒なエキスには、暑気あたりや糖尿病、高血圧、肌荒れなど様々な病気に効くと言われています。また消化を助けるとも言われており、台湾で食い倒れする際には私は必ず頂いています。

▲今回は仙草ゼリーに豆などをトッピングしたものをいただきました。1杯45元(約150円)なり。仙草には独特の苦味(ドクダミの苦味を弱くした感じ)があり、苦手な人もいるかもしれませんが、ほんのり甘いシロップのおかげでぺろりといけてしまいます。胡椒餅も生煎包もこってりとしているのですが、その後に仙草をいただくと胃もたれがしないんですよ。皆さんも是非トライしてみてくださいね。

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