LCCの相次ぐ就航により、気軽に行けるようになった台湾。往復の運賃が2万円以下が定番化しつつあり、これを利用して台北に出かける人も多くなってきています。しかし、大きな問題が一つあります。LCCの便の中には、到着時刻が深夜になるものがあるということです。以下にざっとまとめてみました。
桃園到着時刻 | 航空会社 | 出発空港 | ||
23:00 | ピーチ | 関西 | ||
23:10 | タイガーエア台湾 | 関西 | ||
23:45 | タイガーエア台湾 | 成田 | ||
0:10 | ジェットスター | 関西 | ||
1:00 | ジェットスター | 成田 | ||
1:00 | バニラエア | 成田 |
さらに、これらは何れも都心から30kmも離れた桃園国際空港を利用しているんですね。つまり、桃園国際空港に深夜に到着後、台北まで1時間弱移動し、更に朝まで数時間時間を潰さなければならないんです。
そこで私がおすすめするのが、Inn Cube 3Sというお宿。このホテルは台北駅近くにあり、深夜のチェックインも可能、その上1人1泊2,000~3,000円と大変お得というLCC利用者にはぴったりなホテルなのです。そこで今回は、桃園国際空港に深夜に到着した後のバスでの台北駅への移動と、Inn Cube 3Sについてご紹介します。
▲深夜1時40分、桃園国際空港第1ターミナルから台北駅行きのバス(國光客運1819系統)に乗り込みます。このバスは24時間運行されており、深夜でも1時間に1本程度の頻度で便がありますので、台北深夜着のフライトを使う場合でも大変重宝します(最近は深夜到着便が多くバスに乗れない人もいるとのことで、改善が望まれます)。チケットは片道125TWDで、有人のカウンターまたは自動発券機で購入できます。
▲およそ40分ほどで台北駅東口に到着しました。深夜2時半頃の台北駅前は車の往来もまばらで静かです。街灯があり明るく台北は治安も比較的いいので、女性でも出歩くのには問題はないと思いますが、とは言うもののやはり深夜の外国の街ですので注意をするのには越したことはありません。今回の宿Inn Cube 3Sまでは、台北駅から10分ほど歩きます。
▲こちらがInn Cube 3Sのエントランスです。深夜ですので照明が落とされドアはロックされています。右側のインターホンのボタンを押すと、スタッフが遠隔操作で開錠してくれます。奥のエレベーターで、フロントのある5階にあがります。フロントは24時間開いていて、日本語も話せる女性のスタッフ2名が対応してくれました。事前に予約しておいたので、チェックインは非常にスムーズでした。
▲廊下を置くに進むと、ドアがたくさん並んでいました!深夜なので、物音を立てないように慎重に。
▲そしてこちらが私が利用した部屋です。広さは3畳より一回り広いくらいで、その半分以上をベッドが占めています。
▲ベッドの足元側には小さいながら液晶テレビも設置されていました。
▲ベッド脇のボックスの中には、ポケットティッシュにハンドタオルとバスタオルがありました。ということは、もちろんシャワーもあるわけでして……
▲こちらが共用のシャワーです。24時間利用可能です。今回は到着が深夜だったこともあり、疲れていたので利用しませんでしたが。
▲共用のランドリーもあります。洗剤等は自販機で売られていました。
▲そしてこちらが共用の飲食スペースです。決して広くはありませんが、必要十分ですね。
▲フロントではお菓子やラーメンなどの軽食も売られています。小腹がすいていたので現地のカップラーメンを頂きました。
結局、自室で眠りについたのは午前3時。翌朝7時には目を覚まし台北観光をしましたので、ホテルでは4時間程度しか過ごさなかったことになります。これだけの時間のために、1~2万円もするホテルを使うのはバカバカしいと思う方にとっては、2,000~3,000円で泊まれて台北駅からも近いInn Cube 3Sはかなり利用価値があるだろうと考えます。
私のような節約型の思考回路を持った人も多数いるようで、私が深夜にチェックインした後も複数の旅行客が続々とチェックインしていました。利用客は若い方が多く、男性グループも女性グループも見られましたし、日本語、中国語、韓国語が聞こえてきました。やはり深夜着のフライトで台北入りした人にとっては、Inn Cube 3Sはなかなか使い勝手がいい宿のようです。
⇒Inn Cube 3S(品格子3S館)
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