世界最高のホテルブランドとして知られる「ザ・リッツ・カールトン」。今回、ドバイ・インターナショナル・ファイナンシャル・センターに泊まる機会がありました。実は私、ザ・リッツ・カールトンに泊まるのは初めてだったので、期待に胸を躍らせていたのですが、流石はザ・リッツ・カールトン、期待以上の最高のホテルステイとなりました。
そもそも、ドバイには世界の高級ホテルチェーンがこぞってホテルをオープンしており、高級ホテルの激戦区となっています。ザ・リッツ・カールトンはドバイに2箇所ホテルを構えています。一つがジュメイラビーチ沿いにあるザ・リッツ・カールトン・ドバイ、そしてもう一つが都市部にあるザ・リッツ・カールトン・ドバイ・インターナショナル・ファイナンシャル・センターです。
▲こちらが、ザ・リッツ・カールトン・ドバイ・インターナショナル・ファイナンシャル・センターです。ドバイ・メトロの最寄り駅はファイナンシャル・センター駅またはエミレーツ・タワーズ駅で、何れからも徒歩5分ほどです。ドバイ・モールやブルジュ・ハリファへはタクシーで10分弱の好立地で、ビジネスだけでなく観光にも使えます。
▲ドアマンがドアを開けてくれて、中にはいります。外の暑さとは別世界の、ひんやりとした涼しげで快適なエントランスホール。豪華なフラワーアレンジメントがいきなり眼に飛び込んできます。
▲天井の照明がすごすぎて、何がなんだか。流石はザ・リッツ・カールトン、カウンターのスタッフもホスピタリティに溢れていて、私が到着するやいなや、冷やしタオルのサービスがありました。チェックインもスムーズです。
▲チェックインを済ませ、ベルボーイに案内されて部屋まで赴きます。エレベーターホールもなんだか立地でハイセンスな雰囲気。
▲そして、部屋の前の通路も落ち着いていて気品のある雰囲気。このブログでは何回か申してきましたが、「ホテルの質は廊下で判る」というのが私の持論です。もちろんこの廊下はA+++。
▲今回利用したのは、スタンダードなキングサイズのベッドのお部屋です。スタンダードな部屋ですら、この広さと充実した設備!ベッドに寝ながら、リモコンでカーテンを開閉できるのはありがたい!
▲反対側から見た室内の様子です。広々としたベッドが心地よすぎて、ホテルに着くなり爆睡してしまいました。
▲水回りもすごい広さです。大きな洗面台が2つ、その奥に2メートル四方の大きなシャワーブースと、窓際にはバスタブがあります。
▲アメニティグッズは、Aspreyのもので揃えられていました。豪華!
▲シャワーは、レインシャワーとハンドシャワーの2つが用意されていました。ハンドシャワーはグローエ社製の水流の種類が調節可能なものでした。
▲バスタブも広々。どっぷりとお湯に浸かれます。
▲トイレも広い!必要以上に広い!広すぎて、逆に不安になるくらいです(笑)。
▲クローゼットにはバスローブとスリッパ、アイロン台が用意されていました。
▲関心したのがこれです。ネスプレッソが当たり前のように置かれていて、コーヒーが好きなときに好きなだけ飲めます。これはイイネ!ハリボーグミなどのお菓子も用意されています(有料)。
▲冷蔵庫の中には各種ジュースやアルコールが揃えられていました(有料)。
▲ワインも3種類揃っているのが素晴らしいですね。至れり尽くせりです。
▲もちろん、フィットネスジムも完備。マシンが揃っているだけでなく、何れも真新しく綺麗で、よくメンテナンスされています。
▲屋内プールもあります。若干狭めではありますが、ちゃぷちゃぷするには十分です。
ここまで、主にホテルのハード面に着いて書いてきましたが、最後にソフト面についても触れておこうと思います。
ホテルの設備はさることながら、それ以上に私の印象に残ったのは、スタッフのホスピタリティやスキルの高さでした。ホテル全体に、「お客様が快適に過ごせるようおもてなししよう」という雰囲気があり、各スタッフが適度にフレンドリーで最適な距離で接してくれます。
チェックアウトの際、フロントスタッフにチェックアウトの旨を申し伝えると、彼は”Why?”と聞き返してきました。いきなりそんなことを聞かれて、きょとんとしてしまった私、「チェックアウトの理由?エッ?エッ?」と思考停止。それでもなお彼は”Why?”とおどけて問いかけてくるのです。
ようやく彼の真意がわかったので、「この前はグランド・ハイアット・ドバイに泊まったけれど、ザ・リッツ・カールトンの方がはるかに良かったよ」と答えておきました(笑)。ジョークにせよ、”Why?”と聞き返してくるだけの資格は、ザ・リッツ・カールトンにはあると思います。それだけ素晴らしいホテルステイでした。
⇒ザ リッツ カールトン ドバイ インターナショナル ファイナンシャル センター