今回は、長崎の人気スポット「グラバー園」をご紹介します。これは、2015年の世界遺産登録会議において、軍艦島(端島炭鉱)などと並んで「旧グラバー住宅」として、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成遺産の一つに登録されました。
しかし、グラバー園はがっかりスポットと評されることもあり、
おれもこの前行った、グラバー園まぁつまらんね
— 高橋 祐太@7800 (@himahimauu) 2015, 9月 12
言っとくがグラバー園クソつまらない(´^ω^`)
— ゆぅでぃP (@Tubakun_UD) 2015, 1月 6
長崎はグラバー庭とか行ったで。くそつまらんかった。
— 大卒みーくん(働) (@warawanaineko2_) 2014, 7月 27
グラバー園くそつまらんかった #個人の感想です
— うるし〜(53) (@inoki_sakaba) 2014, 5月 29
グラバー園つまらん ( @koyomin115 キャス http://t.co/NFhMsWlYmk )
— すぺーしー( ー̀дー́ ) (@ray6343) 2014, 2月 9
などと散々な言われようです。しかーし、それは楽しみ方を間違えたのかも。そこで、今回はグラバー園の楽しみ方を伝授しちゃいます。ズバリ、グラバー園のオススメは夜!絶対に夜!
▲まずはランドマークの大浦天主堂を目指しましょう。路面電車を大浦天主堂下停留所で降り、グラバー通りと呼ばれる坂道を登ります。その突き当りに、美しくライトアップされた大浦天主堂(国宝)があります。残念ながら大浦天主堂は午後6時に閉館してしまいますので、ライトアップされた姿は門の外から眺めることになります。
▲さて、大浦天主堂を見たら右手にそれ、さらに50mほど坂を登りましょう。
▲グラバー園に到着です!入園料を支払い、早速園の中に入ってみましょう。
▲園内に入るとまず、グラバー邸のゲートが。秘密の花園のような雰囲気のする、ちょっとかわいい半円の門です。
▲そしてこちらがグラーバー邸。トーマス・ブレーク・グラバーは 幕末から明治にかけて活躍したスコットランド出身の実業家で、長崎に日本初の西洋式ドックを建設し、長崎を造船業の街にしました。長崎とは切っても切れない、ゆかりの人物ですね。邸内はグラバーに関する展示物などを見学することができます。
▲グラバー園の正面には石のテラスがあり、夜景を見ることができます。地面がスポットライトで照らされていますね。そこには…
▲ハート型の敷石があります。このハート型の敷石はグラバー園の名物になっています。これを含めて、園内にはハート型の敷石が2つあり、その両方を見つけ、手を触れながら祈ると、恋愛が成就するのだとか。あと一箇所は、ぜひご自身で見つけてみてください。
▲さて、グラバー邸を後にし、丘の上へと登っていきましょう。
▲園内には、グラバー邸の他にも、立派な洋館がたくさんあります。何れもが日本の近代化に貢献した外国人の住居でした。当時に思いを馳せつつ、夜の散策をしてみましょう。
▲また、オープンカフェも営業しています。まるで、ヨーロッパの小さな街の小洒落たカフェみたいですね。秋の夜長を過ごすのにはちょうどいいかも。
▲グラバー園の一番上まで登ってみましょう。後ろを振り返ってみると、そこには絶景が!言葉を失うくらい美しい、長崎の夜景が広がっているのです!長崎の夜景は、モナコ、香港と並んで「世界新三大夜景」の一つに数えられているのだとか。モナコに行ったことはありませんが、香港の夜景に比べて長崎のそれは、落ち着いていてむしろ温かみを感じます。この美しさが、写真で伝わらないのが本当に残念です。ぜひぜひ、ご自身の眼で確かめてみてください!
⇒グラバー園
入園料金 : 大人610円 高校生300円 小・中学生180円 JAF会員向けの割引あり
開館時間 : 通常8:00-18:00 特別期間は21:00または21:30まで延長