バンコクに大鳥居が!?いいえブランコです。ワット・スタットとその界隈を散策してみた

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広場の真ん中にでんと構える大鳥居!

実はこれは鳥居ではなく、サオ・チン・チャーと呼ばれる巨大なブランコなのです。ブランコ!!!

高さはなんと21mもあり、20世紀初頭までは年に一回のお祭りの際にバラモン教の司祭が実際にブランコに乗り、マストの先に吊るされた袋を口で取るという行事を行っていたのだとか。ブランコから落ちて亡くなる人が後を絶たず、この行事は中止されました。

サオ・チン・チャーの正面には、現地の人の篤い信仰を集めている寺院ワット・スタットがあります。

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▲ワット・スタットのチケットを購入しましょう。20バーツです。小学校高学年くらいの可愛らしい女の子がチケット売り場の店番をしており、近所の女の子たちが遊びに来ていました。結構ユルくてアットホームですね。午後5時頃の訪問でしたが、境内には私以外外国人の観光客はおらず、現地の方が数名いるだけでした。

▲こちらが本堂です。

▲タイの伝統建築って、格好いいですよね。うまく表現できませんが、メラメラしている感じが好きです(笑)。

▲本堂の入口の前では、現地の信心深い方々が、白い蓮の花を供えて熱心に参拝していました。私もお供えしてみたかったのですが、どこで入手すればいいのかわからず断念。

▲本堂の中に上がることもできます。土足厳禁なので、靴は必ず脱ぎましょう。本堂内は壁から天井、柱に至るまで細かな装飾がされていて、圧倒的。さらに、中央に鎮座する仏様は黄金の光を放っていました。静かにお経を唱えたり、瞑想している方もいて、厳かながらありがたい体験でした。

▲さて、ワット・スタットの門前町をぶらぶらしてみましょう。ワット・スタットの前の通りは数多くの仏具店が軒を連ねています。巨大なろうそくや仏像などが売られているのですが……

▲一番気になったのがこれ。えっ、おじいさんがビニール袋にくるまってるの?今にも動き出しそうなほど生々しく、正直かなりキモいです(汗)。タイの高僧の方の像なのでしょうか?用途が不明なのですが、夜にこれに出くわしていたら、悲鳴を上げて逃げると思います。

ワット・スタットは、カオサン通りから歩いて15分ほど。散歩がてら訪れてみてはいかがでしょうか。