タイの古都アユタヤは世界遺産の遺跡が集中しているので、1日あればサクッと観光できます。バンコクからのアクセスも容易で、エクスカーションにおすすめです。
アユタヤを観光するのに最もポピュラーな移動手段は、レンタサイクルです。自転車に乗った観光客をあちこちで見かけます。というのも、アユタヤは平坦で起伏がないためサイクリングには最適ですし、気ままに移動できるので自転車が大変人気なんですね。丸1日レンタルしても30~50バーツ(約100~175円)と、非常にお手頃なのも魅力的。
そこで今回は、鉄道でアユタヤに到着してから、渡し船で移動し、レンタサイクルを借りるまでを記しておきます。
▲アユタヤへはバンコク・フアラムポーン駅から普通列車でおよそ1時間半。三等席で15バーツ(約53円)と激安です。便によってはこのように終始立ちっぱなしになることもありますし、到着が遅れることもありますので、そのあたりは注意しましょう。(鉄道による具体的なアクセス方法は後日掲載します。)
▲アユタヤ駅に到着しました。日本のように整然とした鉄道マナーがあるわけではなく、開いたドアから我先にと乗り込んでくる人がいるので、その勢いに負けないように降車しましょう。
▲アユタヤ駅を出て、アユタヤ市街へ向かいます。アユタヤ市街は徒歩でアクセスできますが、名物の渡し船を利用すると楽です。大通りを挟んで駅の真向かいの路地を進みましょう。
▲ちなみに、路地の両脇にはこういった屋台が店を構えています。日本人の感覚からすると、衛生面での心配はありますが、トライしてみるのも一興かと。
▲鶏肉の入ったライスヌードルをいただきました。40バーツ。ナンプラーや唐辛子入りのお酢、砂糖をふりかけ、自分好みの味にしていただきました。結構美味しい!
▲さて、その路地を進むとレンタサイクルショップが数軒あります。自転車が1日30バーツ、オートバイが150バーツです。こちらで自転車を借りても構いませんが、渡し船に乗るのに邪魔になるのでここはスルーしました。
▲路地の突き当りに渡し船乗り場があります。1人5バーツを支払い、桟橋に下りてみましょう。
▲桟橋へは、木製のギシギシ音がなる階段をおります。結構急な上に木がたわむので、かなりスリリングですよ。
▲桟橋で待つこと数分、対岸の船着場からボートが戻ってきました。ブリッジなどはなく、ボートの船先が強引に桟橋に押し付けられ、乗客はそこから飛び乗るようにして乗り込みます。
▲全員乗り込めば直ぐに出発です。ガガガガッという轟音を轟かせつつ、2分ほどの水上クルーズを楽しみました。
▲対岸の船着場を上がったところには、レンタサイクルがずらっと並んでいました。料金は1日40バーツ(約140円)。今回はこちらで借りることにしました。
▲ところどころ錆びていて、メンテナンスが行き届いているとは決して言えません。ギアもついていません。ま、これがアユタヤのレンタサイクルのスタンダードだと思って諦めましょう。
▲レンタサイクルショップでは、プリントアウトされた地図をもらうことが出来、おすすめルートをマーキングしてくれました。これに従えば、主要スポットを効率よく見て回ることができますね。
レンタサイクルは、この他にもロットゥー(乗り合いミニバス)のターミナル周辺のゲストハウス等でも借りることができます。
渡し船の場所⇒GoogleMaps