海外旅行の際もスマートフォンの通信環境を確保しておきたいですよね。ここセブ島の玄関口、マクタン・セブ国際空港でもシムフリー端末で利用可能なプリペイドSIMが販売されています。場所は、到着フロアの税関検査を抜けた後、両替所の左側に2つブースがありました。
▲SMARTとGlobe。仮設ブース的なかなり頼りない感じのする店舗ではありますが、通信キャリアの正式な取扱店です。今回はSMARTのSIMを使ってみることにしました。
▲SMARTのブースには、様々な種類のSIMカードが並べられていました。ううっ、どれを購入したらいいのかさっぱり分かりません……。
▲そこで、スタッフさんにプリペイドSIMのプラン表を見せてもらいました。薦められたのが、赤い表のデータ通信専用(通話不可)のプランでした。ま、滞在中にフィリピン国内に電話することは一切ない予定なので、データ通信専用で十分用が足ります。プランをざっとまとめてみますと以下のとおり。
プラン名 | 料金 | 有効期間 |
UNLISURF 50 | 50ペソ | 1日間 |
UNLISURF 85 | 85ペソ | 2日間 |
UNLISURF 200 | 200ペソ | 5日間 |
UNLISURF 250 | 250ペソ | 7日間 |
UNLISURF 500 | 500ペソ | 15日間 |
UNLISURF 995 | 995ペソ | 30日間 |
今回のセブ島滞在は4日間の予定なので、5日間200ペソのプランを選択しました。SIM本体の料金が50ペソ、プランの料金が200ペソで、総額250ペソ(およそ700円)を現金で支払いました。
▲SIM本体はこちら。標準SIMとマイクロSIMに対応していました。ナノSIMについては、別途確認する必要があります。
▲アクティベーション作業は、スタッフさんがやってくれます。これはお任せしてしまったほうがいいですね。まず、スタッフさんの携帯電話で何やらダイヤルしてから、購入したSIMを私のスマートフォンに差し込み、さらに何回かダイヤルしていました。
▲アクティベート後、10分ほどしてようやく使えるようになりました。ネットワークからSMARTを選択すれば、データ通信が使えるようになります。アクセスポイントのパスワードなどは必要ありません。
【支払いについて】
なお、プリペイドSIMの支払いは現金のみで、クレジットカードは利用不可でした。隣に両替所があるのでそちらで両替すればいいのですが、国際キャッシュカードやクレジットカードを利用してATMからお金を引き出したい場合は、到着フロアにATMが設置されていないので一旦建物の外に出ることになります。案内された最も近いATMがこちら、BPIのATMです。到着フロアを出て車寄せを右に進むとカフェがあります。その隣にちょこんと置かれています。
しかし、このATMはクセモノでして、引き出し額の他に手数料として200ペソ(約550円)を取られます。結構高い(T_T)。
そこで、上の階に上がり、国内線出発ロビーのATMを利用しましょう。こちらのATMは手数料が取られないんです。急いでいたため写真を撮り忘れてしまいましたが、取引銀行も異なっていたはずです。マクタン・セブ国際空港のATMを利用する際は、注意してくださいね。