祝・成田空港第3ターミナル開業!サテライトから搭乗&雨の日も大丈夫!エアサイド編

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4月8日にオープンしたばかりの成田空港第3ターミナルを利用してきました。使ってみた印象は、全体的に見てかなり良く出来たLCCターミナルだということです。今まで不便だと感じられていたことが、新ターミナルでは解消されているところもあり、無駄がなくよくまとまっています。前回のランドサイド編に引き続き、今回はエアサイドについてレポートします。


ランドサイド編からの続き

保安検査場は、かなり渋滞していました。それもそのはず、今までバニラエア&春秋航空、そしてジェットスターと2箇所で分けて行っていた保安検査を、第3ターミナルでは1箇所で行うんですから、混雑しますよね。

保安検査機は4~5機ほど設置されているのですが、実際に運用されていたのは3機のみ。残りの保安検査機はクローズされていました。保安検査機をフル活用すれば利用者の待ち時間がかなり減ると思うのですが、人件費等で難しいのでしょうか。ここはぜひ改善していただきたいところです。

保安検査を終え、サテライトへ移動します。サテライトへのアクセスには地上十数メートルのところにある高架橋を利用します。このような施設は空港ではかなり珍しく、日本では初、世界的に見てもロンドン・ガトウィック国際空港やクアラルンプール国際空港2など、数例しかありません。

エスカレーターを上ります。

高架橋には空調システムはなく、外気がそのまま入ってきます。この日はとても寒く、風邪がビュービュー吹いていました。

100m弱高架橋を歩き、エスカレーターで搭乗階へ降りると、待合室になっています。

待合室は200mほどの奥行きがあり、ソファがずらっと並べられています。以前の第2ターミナルLCC専用待合室の椅子は金属製だったので、それに比べるとはるかに改善されていますね。

このソファは無印良品のもので、適度な硬さで座り心地もよく、また、寝転がることもですます。LCC利用者には有り難い設計です。

一応、有利用マッサージチェアも設置されていました。しかし、正面は壁になっていて、エプロンの様子が見えません。

サテライト内のショップは2箇所。ジェットスターのショップは友人で、サンドイッチなどの軽食やドリンク、各地のおみやげ、グッズなどが販売されていました。

一方、バニラエアのものは無人で、区画の大部分をガチャガチャが占めていました。すごい手抜き感がします(笑)。

さて、いよいよ搭乗開始です。ゲートを抜け、階段を下ります。

サテライトから飛行機へはエプロンを徒歩で移動することになりますが、なんと、飛行機までジャバラ式の屋根付きパーティション(エプロンルーフ)が伸びていました。すごい!これがあれば、雨の日でも濡れることなく搭乗することが出来ますね!以前はこんなものはなかったので、大幅に改善しました。

利用のポイント
●保安検査は混雑する可能性大
●保安検査場からサテライトへのアクセスは5分程度
●サテライト内での飲食物は充実していないので、飲食は保安検査前のフードコートで済ませたほうがベター。保安検査が激混みでなければ、搭乗時刻の20分程度前に移動を開始すれば間に合う(自己責任で)。