日光の隠れたパワースポット、滝尾神社表参道と開山堂・北野神社

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日光東照宮や二荒山神社、輪王寺といった日光の世界遺産が集中したエリアから、歩いて10分ほどの所に、対照的な静けさを湛えた石畳の参道があります。二荒山神社の別宮、滝尾神社へと続く参道です。

観光客の訪れるメインエリアからは程近いにもかかわらず、全く雰囲気が異なり静寂に包まれています。この参道の道筋には、日光を開いた勝道上人の霊廟である開山堂や菅原道真を祀る北野神社があり、知る人ぞ知るパワースポットになっています。

東照宮へ続く道をそれ10分ほど歩くと、開山堂が現れます。こちらは開山堂の横にある観音堂。安産祈願の

将棋の香車の駒がたくさん置かれていますね。香車は真っ直ぐ進むため安産の縁起物とされ、無事出産を終えた人が、お礼として香車の駒をお供えしていくのだそうです。

その奥には、勝道上人のお墓があります。勝道上人は日光を開山した9世紀の僧侶で、今の日光は彼の存在なくしては語れません。

更にその奥には、岩窟に石仏が6体安置されていました。写真では伝わらないかもしれませんが、何か異様な雰囲気が漂っていました。観光客の女性は、「空気が重くて近づけない」と言っていましたが、確かに霊感がないこの私でも、この一角だけに空気の違いを明らかに感じましたので、やはり相当なパワースポットなのでしょうね。

さて、またしばらく参道を進むと、菅原道真を祀る北野神社が現れます。こちらの神社には社はなく、鳥居と祠のみとなっています。若干うら寂しい雰囲気はありますが、手を合わせて先に進みました。

参道をまたしばらく進むと、滝尾神社です。およそ800mの参道でしたが、とても静かで、趣きのある散策でした。

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