カタール航空が日本撤退か?!日本の航空行政は危機感を持つべき

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最終更新日2016年6月15日

ロイターが伝えたところによりますと、カタール航空が日本からの撤退を検討している模様です。空港規制による影響が原因で、当社は「かなりの額の売上減」を被っているとのこと。日本撤退の決定の最終段階にあるとのことです。

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これは非常に残念なニュースですね。理由は異なれど、先日はヴァージン・アトランティックが日本から撤退しましたし、いよいよ日本パッシングが現実味を帯びてきたとも言えます。

カタール航空は、サービスの面では折り紙つきの5つ星エアラインで、世界的にも知名度が高く成長著しいエアラインの一つです。拠点のドーハには、去年新しい空港がオープンしましたし、最新の機材・シートも導入し、今後最も注目を浴びるであろうエアラインであることは間違いありません。

そのカタール航空が日本撤退すれば、他のエラアインにも少なからず影響をあたえるのではないでしょうか。この記事のとおりであれば、カタール航空ははっきりと日本の航空行政にノーを突きつけています。この自体を当局が深刻に受け止めて、政策を見なおすなりしてくれればいいのですが、ま、期待できません。日本の航空事情は、ますます世界から取り残されるのだろうなぁと、私は半ば諦めモードです。

カタール航空、日本路線からの撤退検討=関係筋 ロイター »

※その後、カタール航空のCEOはこの報道を否定する発言をしています。さらに、当該記事から1年以上経過した2016年6月時点でも、カタール航空は成田、羽田、大阪に自社便を飛ばしています。カタール航空の日本撤退のニュースは、ロイターの飛ばしだった模様です。

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