アンコール・トムの見所をご紹介!

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アンコール・トムの中心部バイヨンの周辺にある、特に見ておくべき遺跡をご紹介します。これらの遺跡は、バイヨンからは500mほどしか離れていないので、バイヨン見学のついでに見て回ると効率的でしょう。

象のテラス

まずは象のテラスを見てみましょう。象のテラスは、バイヨンの北側に300mほど一直線に連なっています。石が変色して分かりにくいのですが、象が模られているのがかろうじて分かるかと思います。

象の鼻を模した柱もところどころに見られます。3つの頭をもつ象が蓮の花を絡め取っているところなのだとか。

ライ王のテラス

その北側にあるのが、ライ王のテラスです。テラスの壁面には、何千もの石像が配置されていて、異様な雰囲気です。

テラスの内側は、まるで迷路のような回廊になっており、そこにも様々な像が飾られています。さすがにこれは怖いですね。気味悪がって中に入ろうとしない人も見受けられました。

ピミアナカス

象のテラス・ライ王のテラスの奥に配置されているのでか、ピミアナカスです。「天上の宮殿」という意味なのだとか。マヤ文明のピラミッドのように、段状になっています。

裏側には急な階段が設置されており、遺跡の上に登ることができます。一応登ってみたのですが、「天上の宮殿」という雰囲気は全くありませんでした(笑)。

バプーオン

バプーオンは、ピミアナカスのちょうど南側に位置しています。参道は、石の列柱が並ぶ空中参道になっています。

空中参道は見学者も歩くことができます。一直線におよそ200m、参道が続きます。

バプーオンは、東西南北にそれぞれの面をむけた正方形の建造物で、バイヨンほどの緻密さはありませんが、かなりしっかりと作らにれています。

急な階段を上がり、遺跡の上部を見学することも可能です。ほとんどはしご並みに急なので、十分気をつけてください。

上に上がると、四方を回廊が巡っています。ところどころ屋根が抜け落ちていて、少々危険かも。

上から空中回廊を見下ろしてみました。熱帯の森のなかを一直線に参道が伸びています。なかなかいい眺めですね。

さて、下に降りて裏側に回ってみましょう。裏側には寝釈迦像が模られています。写真では木の影が邪魔をしてなかなか判別できせんが、赤枠で囲った部分にかろうじて凹凸がわかると思います。左側が頭になっています。

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