【要注意!】アンコール・ワット周辺の小遺跡では強引なお布施を強要されるかも。チャウ・サイ・テボーダの場合

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シェムリアップでは、アンコール・ワットやその周辺の遺跡をめぐるのにトゥクトゥクを一日チャーターしても、およそ15USD程度と格安です。人気の遺跡をめぐるルートは、小回りコースと大回りコースという定番のものが決まっており、どちらのコースにするかをドライバーに告げれは、後はお任せで連れて行ってくれます。シェムリアップが初めてだった私は、アンコール・ワットやアンコール・トムなどの超人気スポットを巡る小回りコースをお願いしました。(これらの定番スポットについては、また別の記事で。)

小回りコースでは、人気遺跡の他にもその周辺の規模の小さな遺跡にも連れて行ってくれます。今回連れて行ってくれたのは、こちらのチャウ・サイ・テボーダという遺跡。12世紀初頭に建立された元々はヒンドゥー教の寺院です。道路に面してはいるものの鬱蒼としたジャングルの中にあるため、トゥクトゥクドライバーの案内なしでは見過ごしてしまいそうです。

東側には参道があり、両側に石柱がずらっと並んでいます。強烈な日差しと、それを遮る子が下が印象的でした。

石造りの参道が、楼門まで伸びています。この参道、実は宙に浮いているんです!

というのも、ずらっと並んだ何本もの石柱が参道をしっかりと支えていて、当時の建築技術の高さを物語っていますね。

壁面に掘られたデバダー(踊り子)のレリーフも見事です。クメールスマイルが怪しげで魅力的。

さて、中央祠堂には仏様が祀られていました。私、曲がりなりにも仏教徒ですので、お参りをしようとした所、異様にニコニコした尼さんがいきなり現れ、線香を私に手渡してきました。そしてそれに火をつけ、仏前に供えるよう薦めてくるのです。「これがここの参拝方法なのかな」などと思いつつ、言われるがまま線香を供えると、今度は尼さんの態度が急に変わり、いくらかお布施をするようにと迫ってきました。私は、その豹変ぶりにただただ唖然。結局は1ドルお布施をしたのですが、お金を受け取るやまた優しくなり、右手に緑色のミサンガのような紐を結んでくれました。

それにしても、なんだか感じ悪いですね。強要されなくても、私は最初からお賽銭を供えるつもりだったのに……。

ヨーロッパ系の観光客は、尼さんに線香を進められてもピシャリと断っていました。そもそも信仰している宗教が違うので断りやすいのでしょうが、こういった親切の押し売りに対してははっきりとNoということが大切だと学びました。

ちなみに、タイのアユタヤでも同じような経験をしました。東南アジアの宗教施設ではこういった人たちがいるようなので、皆さん注意してください。
ボッタクリには要注意!タイで困ったこと諸々

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