別府に来たら、地獄めぐりをするのが定番です。別府の「地獄」とは、噴気・熱泥・熱湯が噴出し、古来から近寄ることもできないと忌み嫌われた温泉噴出口のことを言います。別府の鉄輪(かんなわ)・亀川エリアには、代表的な地獄が8箇所あり、それらを巡るのが「地獄めぐり」です。
今回は、その8つの地獄のうち、亀川エリアにある竜巻地獄と血の池地獄をご紹介します。名前を聞いただけでもとても恐ろしそうですね。一体どんなところなのでしょうか?!
さて、その前にチケットについてご紹介しましょう。8つの地獄をすべて観覧できる「8地獄共通観覧券」がそれぞれの地獄の入場券売場で販売されています。地獄めぐりをするには、この観覧券がお薦めです。公式サイトには割引券もありますので、是非活用してください。
パンフレットの裏側はスタンプの台紙になっていて、それぞれの地獄のスタンプを集めるスタンプラリーを楽しめるようになっています。
竜巻地獄
まず、竜巻地獄から入ってみましょう。JR別府駅または亀川駅から亀の井バスを使ってアクセスすると便利です。
竜巻地獄は、イエローストーン国立公園等と同様の間欠泉で、30~40分おきにお湯が勢い良く吹き出ます。実際に間近で見るとかなり迫力があります。7分ほどお湯を吹きあげると、ぱたっと泊まってしまうのも不思議。
血の池地獄
続いて血の池地獄に行ってみましょう。竜巻地獄からは歩いてすぐのところにあります。
血の池の名に相応しく、お湯が真っ赤に染まっています。おどろおどろしくて恐ろしさすら感じますね。
隣には、足湯がありました。こちらのお湯は赤くはありません。まったりとくつろぐことができますよ。
お腹が空いたので、血の池地獄そばにある「極楽亭」というレストランに入ってみました。地獄なのに極楽とはこれ如何に?
内装はとても落ち着いた感じで、お洒落なカフェ風。イチオシメニューの血の池バーガーというものをオーダーしてみました。
こちらがその血の池バーガー。ボリューミーですねぇ。血の池だから真っ赤で辛いのかとも思ったのですが、そうでもなさそうです。
お肉があふれんばかり。目玉焼きと野菜が相まって、とても美味しくいただくことが出来ました。